アメリカの選挙の歴史を垣間見ることができる CNN の公式デモサイトが WebGL 製で公開中
CNN 公式のコンテンツ
日本は海外に比べると政治や選挙に対する関心が薄い国だと言われることがあります。
確かに、アメリカの大統領選挙なんかをニュースで見ていると海外の選挙戦のすごさの一端を感じることがありますよね。
今回ご紹介するのはそんな過去のアメリカの選挙に関するデータが WebGL を利用したインタラクティブなデザインと見事に融合しているデモサイトです。
動画なども含む豊富なコンテンツ
3D の WebGL ビュー以外にも、動画などを含む豊富なコンテンツが配信されている本サイト。
CNN の気合の入りようが伝わってきます。
肝心の WebGL ビュー部分は最初は二次元で表示されます。
支持率に応じて色が変わるようになっていて、2012 年の支持率がどのような分布だったのかが一目でわかるようになっていますね。
サイト内にいくつかメニューが埋め込まれていて、人種の違いなどでさらに細かくフィルタリングができるようになっています。
このような詳細ビューになると、右下のほうに 3D 表示に切り替えるためのボタンが出てくるのですが、これを押すと三次元ビューに切り替わります。
三次元ビューでは、都市の名称などと共に、支持率が高低差のある 3D 表示になり、視覚的にもその支持率の割合などがわかりやすくなりますね。
どんどん一般化する WebGL
WebGL という単語に対する知識がなくても、多くのブラウザが対応を進めていることもあり、一般的なサイトに WebGL が知らず知らず使われているケースが増えてきました。
特に海外では、その傾向が顕著で、CNN のような大手ニュースサイトでもこうしたコンテンツを積極的に配信するようになってきています。
今後、日本でもこういったコンテンツがどんどん登場するようになるといいなあと思いますね。