ファイルの保存やロードも可能な WebGL 製のオンラインモデリングソフトウェア 3DTin
かなり歴史のある WebGL モデリングソフト
WebGL のかなり初期のころから存在する、歴史のあるオンラインモデリングソフトウェアの 3DTin。
今現在でも、比較的利用者がいるようです。
また、地域によるとは思いますが、学校などでも利用されている事例がいくつかあるようです。正直なところ、このオンラインソフトウェアの機能性はけして高いとは言えません。しかしその代わり、逆に初心者向けにシンプルに作られているとも言えます。
直感的なインターフェイスで簡単操作
実はこのウェブサービス、公式に初心者向けを謳っています。
また、この手のサービス、特に無料で利用できるものとしては珍しく日本語のインターフェイスも用意されていたります。
とにかく、3D モデリングをやったことがない人向けに、様々な部分で敷居が低くなるように工夫されている印象を受けます。
最初に表示されるのはまっさらな空間。
画面の左側を中心に、いくつかのアイコンが並んでいます。
どれも、その図柄を見るだけで意味がわかるような、わかりやすい表現になっています。
試しに球体を追加するボタンを押してみると、こんな感じに。
単なる球体だけでなく、せん断されたモノや変形したものなどを選べるようになっているのがわかりますね。
一度配置したオブジェクトに対する操作ももちろんあとから可能になっていて、拡大縮小したり、回転させたり、自由に行うことが可能です。
また、画面の右側には、同サービス内でユーザーが投稿した作品群を見ることが可能です。
選択すると、エディタ上に展開されますので、さらに自分で修正を加えてみたりすることもできるようになっています。
ユーザー登録すれば保存や読み込みも
ユーザー登録を行えば、ファイルの保存や読み込みができるようになり、エクスポートにも対応しているようです。
機能が比較的限定されているだけに、それがシンプルさという長所にもなっています。
あまり凝ったことはできませんが、ある意味本当に初心者向けの導入ソフトとしてはちょうどいいのかもしれません。