国際宇宙ステーションで撮影された美しい画像と共に宇宙を旅しよう! ISS Photo Viewer
国際宇宙ステーションの歴史を垣間見れる
WebGL には、地球や宇宙といったテーマをモチーフにしたデモがたくさんあります。
球体が出せればとりあえずそれっぽい見た目になるから……なんでしょうかね。とにかくよく見かける気がします。
今回ご紹介するデモも宇宙ネタなんですが、個人的には今まで見てきたものと比較するとなかなか見ごたえがあるなあと感じました。一見すると何のサイトなのかよくわからないのですが、よくよく見てみるとかなり面白いこちらのサイト。
個人的に結構感動したのでご紹介したいと思います。
それは国際宇宙ステーションの歴史
画面上に映っている帯状の、なにやらカラフルなもの。
これは近くに寄ってみるとわかるのですが、たくさんの点の集合になっていて、遠巻きに見ると帯や線に見えます。この点の一つ一つが、なんと国際宇宙ステーションで写真撮影が行われた座標を表しているみたいです。
十年以上かけて収集された写真の数々。
その撮影された座標を可視化すると、こんなふうに帯ができてしまうなんて驚きですね。
左側には、なにやらアイコンのようなものが出ていますが、ここでミッションを絞り込んだりするフィルタリングが行えるようになっています。
一部のミッションだけを可視化した状態。
日本人にはあまりなじみがないですが、こんなふうにミッションごとにアイコン画像みたいなものを作るものなんでしょうか。
JAXA のページに行ってみたら、日本人のクルーが国際宇宙ステーションに乗ったときの経歴にもやはり同じようなマークがあったので、そういうものなのかもしれません。詳しくなくて申し訳ない……
宇宙空間に浮かぶ国際宇宙ステーション。
Web API を使って、今現在の国際宇宙ステーションの座標もほぼリアルタイムに取得しているみたいですね。
全てのミッションの選択を解除すると、宇宙ステーションがどこにいるのか見つけやすくなると思います。今この瞬間に、国際宇宙ステーションがどこのあたりを飛んでいるのかわかるなんて、すごい API があるものですね。
また、画面にミッション撮影ポイントの点が表示されている状態で、マウスの右クリックを押すと、おおよそその地点に近い場所で撮影された写真を見ることができる仕組みになっています。
わたくし、頑張って探しました。
そして奇跡の一枚、見つけました!
Oh! FUJIYAMA!!!
国際宇宙ステーションから、もしかしたら日本人クルーの誰かが撮影したものなのでしょうか。
見事に富士山を捉えています。なんだか、感動しました。
国際宇宙ステーションの歩みと、乗組員たちの撮影したたくさんの写真。これを気軽に眺めながら宇宙に思いを馳せることができる今回のデモ。非常に面白いので興味のある方はぜひご覧になってみてください。