WebGL 使用の不思議なキャンペーン! 一筆書きでクレジットカードの模様をデザインするコンテストが開催中!
誰でも簡単にデザインできる
今回ご紹介するのは、ソシエテ・ジェネラルというフランスの大手金融機関が行っている、不思議なキャンペーンです。
一筆書きの要領で画面をドラッグ操作すると、その軌跡が 3D モデルにリアルタイムに展開され、しかもそれをクレジットカードのデザインに使ってしまおうという、とても意欲的なコンテンツになっています。
誰でも簡単に操作、デザインができるようになっています。
無限の可能性があるデザインインターフェース
今回のページに訪れると、画面の中央辺りに矩形のエリアがあり、そのなかで自動的に白い線がアニメーションするような状態になっています。
この矩形のエリアのなかでマウスのドラッグ操作を行うと、すぐさまデザインを開始することができるようになっています。なお、背景の色はランダムに変わるようになっているみたいですね。
ドラッグ操作は一筆書きの要領で行います。
そのドラッグした軌跡がそのまま 3D モデルに展開されます。シンプルですが……一筆書きというのは意外とかっこ良く仕上げるのは難しいですね。思わず未練たらしく何度も先を描きたくなりますが、あくまでも一発勝負です。
形が決まったら、画面の中央したあたりにあるボタンを押し、次のステップに進みます。
次のステップでは、マテリアルを変更したり、あるいは色を変えたりといった、形状以外のデザインの操作が行えます。
画面の下の方に出てきた白いボタンのような部分をドラッグしてやると、いくつかの選択肢の中から好きなものを選ぶことができます。
以下の画像は、マテリアルというわけではないですが、点描モードに切り替えた状態ですね。
その他にも、色を変えると雰囲気が一気に変わってきます。
このように、3D モデル本体や背景の色まで含めて、画面上に表示されているものすべてがクレジットカードのデザインに適用されることになります。
また、最終的に画面に映っている様子をデザインに適用する仕組みのようなので、お気に入りの角度にカメラを移動させて、最高の一枚を撮影するくらいのつもりでデザインするといいかもしれません。
サイト自体はフランス語なので、ちょっとわかりにくい部分もあるかもしれませんが、操作としては比較的直感的なので、それほど詰まってしまうことは無いと思います。
また、キャンペーン自体は今まさにデザインを公募しているところのようで、NY 行きのチケットなんかが貰えるみたいです。
日本から応募することもできるとは思いますが、なにより自分がデザインしたものがそのままクレジットカードのデザインに採用されるかもしれないと思うと、いろいろ感慨深いものがありますね。
非常に面白い試みだと思いますので、ぜひチェックしてみてください。