小惑星の軌道を正確に再現! WebGL を使った小惑星ビューアがなんとも美しい

doxas : 2015-05-21 14:04:24

太陽系の小惑星可視化デモ

今回ご紹介するのは、若干 WebGL ネタとしては使いふるされている感もありますが、宇宙ネタです。

パーティクルで圧倒的物量表現みたいなことが比較的簡単にできる WebGL は、宇宙をテーマにしたデモも非常によく見受けられます。今回のデモで面白いところがあるとすれば、それはしっかりとした研究データをもとに可視化が行われていること、と言えるのではないかなと思います。

宇宙の神秘に思いを馳せる

個人的には宇宙や天文学の分野にはまったく明るくないのですが、単純に WebGL 製の 3D デモ作品として見ても十分に楽しめると思います。

太陽系について扱っているデモなので、当然中心には太陽が鎮座しています。

周囲にはたくさんのパーティクルが飛んでいるほか、軌道が描かれている地球などのよく知られた惑星も表示されています。

右上のほうにはパラメータなどを調整できるメニューがあります。

変更できることはそれほど多くありませんが、背景にある銀河のテクスチャを非表示にすると、よりパーティクルの動く様子を詳細観察することができると思います。

その他の基本操作としては、ほとんどがマウスによる操作になります。ドラッグ操作でカメラの位置を回転させられるほか、マウスの右ボタンを使えば回転ではなく平行移動をさせることもできます。

このサイト自体は、この小惑星に関する研究データを公開しているサイトという感じで、そのビューワが WebGL で実装されたデモを今回はご紹介したような形です。

スクリーン全体に WebGL によるレンダリングを行っているもの以外にも、画面の半分だけを WebGL によるレンダリングにして、データがより見やすくなっているようなページもあります。

また、ダークマターと呼ばれる暗黒物質を模したデモもありました。

こちらはかなり重いですが、非常に美しく宇宙の様子を再現できているなと思います。

少々堅苦しいイメージのサイトですが、宇宙ネタに興味のある人にとってはとても楽しめる内容になっているのではないかなと思います。

リンク:

3D Interactive Asteroid Space Visualization - Asterank ※フルスクリーンの WebGL デモページ

Asteroid Database and Mining Rankings - Asterank ※サイトのトップページ

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