三次元空間を彷徨いながらアート作品を鑑賞! まるでデジタル博物館のような WebGL デモページ
写真やオブジェをゆったり鑑賞できる空間
今回ご紹介するのは、まるで博物館か、もしくは美術館のような、非常に落ち着いた雰囲気が特徴的な WebGL のデモページです。
Olafur Eliasson というスタジオの制作物を展示している形なのではと思いますが、どれも非常に印象的な画像ばかりです。
ゆっくりとアート作品を鑑賞しているかのような、不思議な気分にさせてくれる上手な雰囲気づくりができているなと感じます。
検索機能などもあり実はかなりしっかりした作り
今回のデモページは、ローディング中も WebGL によるモデルの描画が行われるという面白いスタイル。
最初のロード中画面には、この時点で既に WebGL で描画されたモデルが宙に浮いています。徐々に背景の色が変わっていき、全体に青色が濃くなってくればロード完了が近いです。
こんなふうに画面が青くなればロードが完了に近づいている証拠。
ロードが終わると、画面のなかに無数の画像が浮いているような、そんな状態のシーンになります。
キーの入力やマウスによるドラッグ操作などで、視点を動かすことができます。まるで美術館や写真展にでも来たような気分で、気になる作品をゆっくり探してみるのも、いいのではないでしょうか。
宙に浮いている画像をクリックすると、その作品の詳細を見ることができます。より拡大された鮮明な画像が表示されるので、じっくりと眺めることができるでしょう。
このページ全体に言えることなのですが、UI がなかなか美しくて、色遣いも非常に落ち着いたいい雰囲気に仕上がっています。
また、画面の上部に並べられているメニューなどを利用すれば、キーワード検索や、タグ指定によるフィルタリングができるようになっています。
画面の奥のほうに、もともと散らばっていた画像たちが整列しているのが見えますね。
ユーザーの操作に応じて、三次元空間に散らばっている画像が一気に整列したり、霧散したりする動作がなんとも気持ちよいです。
とても美しいサイトだなと、感心します。
デザインや、色遣いの参考としても、とてもいい事例だと思います。ぜひチェックしてみてください。