3D をさらに超えた 4D の世界! 不思議な四次元世界に浮かび上がる文字を眺める NTYPE

doxas : 2015-06-14 13:54:16

頭の中が混乱しそう!

今回ご紹介するのは、とてもシンプルな、ワイヤーフレームで文字を描画するデモンストレーションです。

ただし、このデモの特徴的なところは、レンダリングされる文字が四次元、つまり 4D になっていることです。ジーっと眺めていてもなんだか頭の中が混乱してきます(笑)

今までにない、面白いデモだと思いますので、ご紹介します。

四次元目は W で表現

GLSL をある程度書いたことがあったり、3D プログラミングの経験があったりすると、XYZ に続く第四の次元を W で表すことはご存知の方も多いでしょう。

今作は、この四次元目の W を含めた状態でワイヤーフレームのモデルを回転させることができるという、今までにあまり見たことのない面白い試みがなされています。

ページを開いた直後は作品名である「NTYPE」というアルファベットが回転している状態になっています。

画面の右下あたりにメニューを呼び出すためのアイコンがあり、それをクリックすると右端からメニューがスライドインしてきます。

このメニューのなかでは、モデルに適用する回転の軸を変更したり、回転する速度を調整したりといった、いくつかの操作が可能になっています。

また、画面上に表示するアルファベットは Backspace で文字を消して、別のキーをタイプして文字を追加して、といった操作ができるようになっています。

WGLD という文字を浮かべてみました。

我々は三次元の世界に暮らしているので、四次元目が存在する状態を頭のなかで思い浮かべるのが難しいですが、まあそれを二次元にプロットしているわけで、なおさらよくわからないのも、致し方ない気がします。

右側に表示されるメニューで、回転する軸を変更してみたりしつつ眺めてみると、なんとなく、四次元目があることの雰囲気が掴めるのではないかなと思います。

また、メニューのなかには回転しているモデルの「回転の軌跡」を表示する機能もあるので、それを活用してみるのもいいでしょう。

今回のデモは、本当に今まで見たこともないようなデモです。

そう言った意味でも、一見の価値があると思います。

ちょっと不思議な四次元の世界、楽しんでみてはいかがでしょうか。

リンク:

NType

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