GLSL によるフィルタ処理などが素敵な WebGL Bits にドロネー図を利用した新しいデモがお目見え!
日本人による作品集
今回ご紹介するのは、普段から Twitter などで交流させていただいている、日本人のエンジニアの方のサイトです。
GLSL を用いてノイズなどから模様を生成したり、写真に動的に GLSL のフィルタを適用したり、とても面白いデモがたくさん公開されています。
今回は、サイトに新しいデモが追加されたようですので、ご紹介しようと思います。
動きもダイナミックでとても面白い!
今回ご紹介するサイトは、タイトルが WebGL Bits と銘打たれています。
エフェクト処理などがとても秀逸なものばかりで、日本人の方の実装された貴重な WebGL デモ作品集として、いろいろなところでご紹介させていただいたりしていました。
このたび追加された新しいデモでは、ドロネー図と呼ばれる幾何学模様をベースに、カラフルな幾何学模様のポリゴンがダイナミックに動く様子を観察することができます。
単なる三角形が動いているだけなんですが、とても美しいですね。
ホイール操作がズームイン・ズームアウトに連動しています。カメラを引いていくと、分割されていたポリゴンが平面に並ぶように自然と移動していく、その様子も見事です。
画面の下のほうに置かれているボタンを活用すれば、任意の画像やウェブカメラの映像を使ってデモを実行することもできます。ウェブカメラはとても面白いのでオススメです。
ドロネー図のデモはもう一種類用意されています。
近日中に、さらにもう一つ追加されるみたいですので、こまめにチェックしたいところです。
デモの実行中は、右上にパラメータを調整するためのメニューが出てきます。普通に眺めているだけでも楽しいですが、それ以上にパラメータを調整することでいろいろなシーンを楽しむことができるでしょう。
今回はドロネー図関連のデモが追加された形ですが、もともとこのサイトで公開されていたデモも、今まで通り閲覧が可能です。画面の左側にあるリストから選択するだけで簡単に別のデモに移ることができます。
エッジを検出して油絵風に加工するシェーダや、ノイズをうまく利用して古びた映画のような加工をするものなど、どれも見ごたえがあります。
@yuichiroharaiJP さんはとても気さくな方なので、ぜひ皆さんもフォローして動向をチェックしてみてはいかがでしょうか。
シェーダの実装として非常に参考になる今回のサイトのほうも、ぜひご覧になってみてください。