例年どおり今年も開催! クリスマスをテーマにした WebGL デモだけを集めたアドベントカレンダー!
ハイレベルな作品が目白押し
今回ご紹介するのは、WebGL 界隈ではもはや定例行事となりつつある、クリスマスになると公開される WebGL デモのアドベントカレンダー、Christmas Experiments です。
例年は、たしか Three.js の生みの親である Mr.doob 氏などが主導していたような気がするのですが、今年はもしかすると別の人が管理・運営されているのかな?
ちょっと詳しいことはわかりませんが、サイトの作りの凝りようといい、作品たちのレベルの高さといい、相変わらずこだわりがすごいです。
ある意味でエンジニアを試す一面も
あまりご存じない方のためにちょっとだけ補足しますと、Christmas Experiments は毎年この季節、正確には 12 月になると開催されているオンラインのイベントで、アドベントカレンダーのように、毎日ひとつずつ有志によるデモが公開されていくイベントです。
その作品は毎年かなり尖ったものが多く、技術的にかなり最先端を行くものや、表現にかなりこだわった作品などがずらりと並び、見るものを驚かせ続けてきました。
今年のサイトも、記事の執筆時点では 7 日の分の作品までが公開されており、いずれもなかなかの作品になっています。
クリスマスがテーマということだけあって、雪や冬を思わせる、青白い雰囲気の幻想的なデモが多いですね。
もしくは、クリスマスの楽しげな様子を表したポップな作品もいくつかあります。
これがクリスマスの日まで続くと思うと、とてもワクワクしますね。毎日ひとつずつ公開されていくデモを、楽しみに待つというのもいいものです。
一瞬 HMD をかぶっているのかと思ってしまいますが、HMD じゃなくてプレゼントの箱です(笑)
投稿作品の受付は Github を使って行っていたようです。
そこに書かれている文面を見る限り、どうも「一定水準以上のものしか受け付けないぜ!」という雰囲気を感じたのが、個人的にはちょっと残念でした。
そういう縛りがあるからこそ質の高いコンテンツが集まるのは間違いないとは思いますが、せっかくなんだからみんなで楽しんだらいいのになあと思ってしまいました。
募集要項などを開示しているページには、Acko 氏 や Mr.doob 氏の名前とともに、なんと Saqoosha さんのお名前がありました。海外にまでその名前が伝わっているとは……すごいです!
これから毎日、少しずつページには投稿作品が増えていきます。今現時点でも、なかなか見応えのあるデモが揃っているだけに、今後にも期待が膨らみます。
この記事の執筆時点では、まだ各日をどのアーティストが担当することになるのかは明かされていません。
世界中の様々なエンジニアやアーティストの優れた作品を集めた WebGL アドベントカレンダー。ぜひみなさんもチェックしてみてください。