クールなサウンド、美しきビジュアライズ、そして多彩なパラメータ！ WebGL 製デモ UberViz がすごい！
めっちゃカッコいいやんこれ
今回ご紹介するのは、WebGL 製の非常にカッコいいデモ作品で、サウンドビジュアライザでもある UberViz です。
実はこのデモと同じ作者さんによるデモは以前にも紹介したことがあるのですが、今回のデモもかなり痺れる出来栄えとなっています。
なんと言っても特筆すべきは、その操作できるパラメータの多さです。普通に見ているだけでも十分に楽しむことができますが、自分だけのオリジナルなデモに仕立てあげることもできる点がとても素晴らしいと思います。
二次元のような三次元のような不思議な世界
今回のデモは、あまり個人の感覚を押し付けるのは適切ではないデモだなと思います。
というのは、表現そのものが非常にアブストラクトというか、抽象的なものに終始しているため、これをどう感じたり捉えたりするかは、人によって様々なような気がするからです。
ただ、そのシンプルな造形やエフェクトの組み合わせが、なんとも言いようのないカッコよさを演出していることは確かです。
上の画像をそれぞれ見てもらうとわかるかと思いますが、画面の中心に黒いシルエットが浮かんでいるようなシーンだけを見ても、これだけの豊富なバリエーションがあります。
シーンは音楽の再生に合わせて常に変化し続けているため、上のキャプチャ画像では撮れていないような、さらに多数のパターンがデモの実行中には登場します。
抽象的な図形や形状の組み合わせ、あるいは美しいポストエフェクトの効果によって、めまぐるしく変化する視覚情報に、脳内の処理が追いつかない感じの妙な気持ちよさがあります。
もちろん、黒い円形のシルエットが出てくる状態以外にも、いくつかのシーンのパターンがあるので、曲の再生がしっかり一曲終わるまでの間も、飽きること無く眺めていることができるでしょう。
ちなみに、再生される曲の選択はデモの開始前に任意で行うことができるようになっていて、マイクからの入力を使ったりローカルにある音声ファイルを用いることもできるようになっています。
さらにここからがこのデモのスゴイところになりますが、パラメータを調整して自由にシーンを構築することができます。
デモの再生中に、キーボードの Q キーを押すと、画面の右側に上の画像のようなメニューが出てきます。
このメニューからは多彩なパラメータの変更が可能となっており、オーディオ関連からビジュアル関連まで、かなりの種類のパラメータをいじることが可能です。
外部からの入力をこれだけ豊富に受け入れているデモは、なかなかありません。ただ見ているだけでも本当に優れた作品だと思いますが、カスタマイズ製の高さも飛び抜けています。
カッコいいデモなので、ぜひみなさんもチェックしてみてください。
