超巨大グローバル電機メーカーのウェブサイト! WebGL デモのスケールもあまりにデカイ!

doxas : 2016-10-18 14:14:50

とにかくスケールの大きなビジネスのお話

今回ご紹介するのは、フランスに本社を置く世界的なグローバル企業である、シュナイダーエレクトリックという企業のホームページに設置されたデモンストレーション。

かなり有名な企業のようなので、恐らく日本でも、業界によってはかなり名のしれた企業なのだと思いますが、恥ずかしながら私は知らなかったのでいろいろ調べました。

世界中に 100 以上の支社を持つ歴史のある企業で、手掛けている事業内容はあまりに多彩かつ巨大ですね。日本で言えば巨大な財閥になるんでしょうか……とにかくスケールからなにから、いろいろなものが規格外という感じです。

うちなら 0 から 100 まで面倒見ます! 的な……

Wikipedia からの引用になってしまいますが、この企業は日本にも当然支社を持つ企業で、2015 年の売上高は日本円でおよそ 3 兆 6000 億円だそうです……

ん?

ひょっとしてこれは国家かな? とすら思わされるスケールで、正直よくわからないレベルです。

手がける事業には、IT、建築、水や電気やガスなどのインフラ、ホテル、データセンター etc…… と、とにかく多彩です。マジでもうこれはひとつの国家なのではと思わされるような企業ですね。

今回ご紹介するデモはフランス語のサイトのものしかちょっと見つけられなかったのですが、いわゆる立体的に見ることができるバーチャルオフィスのような感じの、インタラクションを備えた施設紹介用のオンラインデモですね。

3DCG は可もなく不可もなくという感じではありますが、総じて美しいレンダリングで、しかも動作が軽快でいい感じです。

なにかの商業施設を模したデモなのでしょうか。

よく見てみると、データセンターなどの他にホールのような施設があったり、オフィスがあったり、いろいろな役割の設備を備えた施設を想定したような作りになっているのがわかります。

この画面が表示されているときは、マウスカーソルを動かすと 3D モデル部分だけがぐりぐりと動いて、ラベルの部分は同じ場所に固定されたままになっています。

なんか見た目というか動きが面白いです。

モデルは動くがラベルは同じ場所に固定されたまま。

さらに施設の詳細を見たければ、区分けされているブロックのいずれかをクリックして選択します。すると、その区画だけがクローズアップされたビューに切り替わり、インフォメーションが同時に出てきます。

このインフォメーション上のボタンをさらにクリックして先に進んでいくと、今度はファーストパーソンのビューへと切り替わります。

この状態では、視点の移動をマウス操作で、さらにアイコンなどをクリックして場所を移動したり、より詳細な施設に関する情報を閲覧したりといったことができます。

恐らく、こうして施設を紹介するようなデモを用いることで、入場者に対しても様々な形で情報提供ができることを示しているのでしょうね。

人の目線になったインタラクティブビュー。

正直な話をすると、今回のサイトは全部フランス語なので、実際のところこのデモがどういった意図で実装されたものなのか詳細なところはちょっとわからなかったです。面目ない……

ただ、企業の手がけている事業の内容を考えれば、やはりこれらの設備のひとつひとつからそれらの建築、さらには配管や電気、通信の整備まで、あらゆることをこちらの関連企業で全てまかなうことができるのだと思います。

すると、こういったデモを作って顧客に自分たちの技術力やトータルサポートの利便性を訴えることも、かなり意味のあることなのだろうなと想像が付きます。

こちらの企業は歴史も古く、世界的な大企業だと言っていいでしょう。そういった企業も徐々にこうして WebGL を利用したなにかしらのアクションを起こし始めているというのは、本当に素晴らしいですね。

あまり派手なデモというわけではありませんが、ぜひチェックしてみてください。

リンク:

L’innovation au cœur de vos métiers - Schneider Electric

シュナイダーエレクトリック ホームページ - Schneider Electric

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