ハンガリーの首都ブダペストで行われる JavaScript のカンファレンス jsconf 2016 のイントロデモ!

doxas : 2016-11-07 14:11:05

サウンドも実にかっこいい仕上がり!

今回ご紹介するのは、ヨーロッパはハンガリーの首都、ブダペストで開催される JavaScript のカンファレンスイベントのイントロデモです。

Demoscene のデモ作品のような非常にかっこいいサウンドとビジュアルに、思わず血湧き肉躍るような興奮を覚えるのは……もしかすると私だけかもしれませんが、とにかくキレイにまとまったかっこいい作品に仕上がっています。

グローバルなイベントになるようで、国外からもスピーカーを招待しており、今回のデモはそのあたりも考慮した、なかなか見ごたえのある作品となっています。

PLAY ボタンを押したらイントロがスタート!

今回の作品は、ページを開いた直後はなにも起こりませんが、画面の左下にある PLAY と書かれたボタンを押すことで、サウンドの再生が始まり 3D シーンもレンダリングされます。

画面の下に出ているシークバーを使えば、任意のタイミングに自由に移動することも可能なようですが、個人的には最初から最後まで通しで見てみることをおすすめします。

使われているサウンドがなかなか緊張感のあるかっこいい仕上がりになっていて、このイントロ全体の雰囲気を盛り上げています。

JavaScript のカンファレンスイベントだけあって、ところどころ、上の画像のような JS に関連したようなオブジェクトも登場します。

今回のこのイントロのテーマは、恐らくですが、様々な地域からスピーカーを招いているという点かなと思います。

デモの序盤には「featuring speakers from all over the world」とあるように、国外からも著名人集めたぜ! というところをアピールする意味もあるのでしょう。

その証拠に、デモの進行に合わせて、地球上の様々なポイントにアンカーが打たれ、そこに人名が表示されるような演出が加えられています。

ハンガリーはヨーロッパの国なので、やはり招待されているスピーカーにもヨーロッパの人たちが多いようです。

それでも、これだけ気合いの入ったイントロがあり、しかも世界中からゲストを招いていると言われては、否が応でも期待感が高まりますよね。非常に素晴らしいイントロデモだと思います。

描画の様子を見るとかなりローポリゴンな、three.js 感漂う仕上がりになっていますが、カメラワークや字幕の表示処理なども含め、かなりそつなく、キレイにまとめた作品だと感じます。

カンファレンスイベントのためだけに制作されたものとしては、非常に気合が入っているなと思いました。

いわゆる Demoscene 界隈では、映像だけでなく、サウンドや、そのサウンドとの相乗効果までをひとくくりに作品が評価されます。

今回のデモはそういった性質のものではそもそも無いのですが、それに通じるような、見事なビジュアルとサウンドの一体感がありますね。

個人的に惜しいなと感じるのは、今回の作品に限りませんが、やはり WebGL の場合はどうしても、モバイル端末などでの閲覧も見据えてやる必要があり、使い方として負荷が高くなりすぎないような実装になりがちというところが挙げられます。

これは言い換えれば、もう少しだけ、負荷を気にせず質感に工夫を凝らす部分があってもよかったのではないか、と感じてしまうという意味でもあります。

このあたりは、そのコンテンツがなぜ制作され、誰に向けて発信されているのか―― その目的や意図によって実装内容が変わってくる部分なので判断が難しいですね。

なんにせよ、日本でも JavaScript 関連のイベントやるときは、こんなふうにイントロ作って世界に向けてバーンとやってみたいものですね。単純に、その心意気には感心させられました。

ぜひみなさんもチェックしてみてください。

リンク:

jsconf.bp intro

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