
アメリカの女性シンガー Dawn Richard さんのウェブサイトにあるド派手な WebGL 製デモ&ムービー
時間とともに変化するシーン
今回ご紹介するのは、アメリカの女性シンガー、Dawn Richard さんのウェブサイトで、トップ部分にド派手な WebGL 製のデモが配置されているサイトになります。
たぶん、アルバムの告知がされている今だから見られるデモなのかなという感じもしますので、もしかすると期間限定のコンテンツかもしれません。
このデモは、最初のうちはまあおとなしい感じなのですが、途中から突然ド派手な構成に変化するという面白い内容になっています。
じっくり曲を聴きながら眺めてみるもよし
今回のサイトは、全体的に見るとかなり大量のデータをダウンロードしてくることになるので、安定した通信環境での閲覧を推奨します。
サイトのトップ部分には、これまでにも数々の WebGL 作品等を作ってきたクリエイターさんの手によるデモが置かれています。
最初のほうは、あまり特別なことはないのですが……
動画を 3D 空間に表示するという演出になっていて、これはこれでとても面白いです。
割と気軽に使える技法なんですけど、あまり見かけないですよね……
画面の下のところに、ちょっとわかりにくいのですが、半透明の白いバーが出ているのがわかりますでしょうか。
この部分が実はシークバーになっているので、再生箇所は任意にシークバーのクリック等で変更できます。
今回のデモは、再生されている箇所によって演出方法がまったく違ってくるという点が非常に特徴的で、最初のほうに見られる、動画を 3D 空間に置いているだけのシーンから、後半に行くにつれて激しさをどんどん増していきます。
中盤を過ぎたあたりでは、以下の画像のように不思議な雰囲気に……
さらに時間が経過して進んでいくと、少しカオスっぽい演出が多くなってきて、色合いもかなり派手になってきます。
上の画像ではちょっとわかりにくいのですが、実は三次元空間の中心あたりにある 3D モデルは女性の姿をしていて、これが曲の進行に合わせて弾けたり、収束したりといった感じで常に動いています。
最後の最後、本当に終盤になると、カオス的な雰囲気から一転、ちょっと落ち着いた雰囲気になってきます。
このあたりのキャプチャ画像なら、女性のモデルが置かれていることがわかりやすいかなと思います。
とにかく、時間の経過に応じて変化する雰囲気の落差が大きく、ぼんやり何も知らずに眺めていたらさぞ驚くだろうなという、そんな作品ですね。
WebGL 作品を結構多く見てきた経験があれば、作品の雰囲気だけで、クリエイターさんが誰なのか、きっと思い浮かぶのではないでしょうか。
この作者の方は、作品の雰囲気が独特なのですぐわかりますね。
全体的に非常に尺は長めです。最初、なんでローディング時間があんなに長いのに簡素なモデルしか出ないんだろう? みたいに思って見てたのですが、最後まで見たら納得しました(笑)
若干ロードは長いですが、独特な雰囲気はなかなか迫力があります。
ぜひチェックしてみてください。