2018 年もよろしくお願いします! 新年早々に公開された WebGL コンテンツを紹介
今年は WebGL にとってどんな一年になるのか
明けましておめでとうございます。
今年も、WebGL 総本山は引き続き粛々と更新を行っていきます。今年もよろしくお願いします。
さて、2018 年最初の更新となる今回は、新年が明けてから、すぐに公開された賀正コンテンツを紹介します。
基本的に国内の、日本人の手によるものに限定して紹介しようと思います。
戌年にちなんだ作品も
まず最初にご紹介したいのは、昨年も酉年にちなんだ作品を新年早々に公開していた @talaesun さんの作品です。
ポストエフェクトなども利用されており、画面の端のほうを見るとぼやけた風合いになっているのがいい感じです。
モデルのほうも、異なる質感を同じシーンのなかに同居させている感じで見た目のクオリティはさすがですね。ご自身でスカルプトして作ったモデルデータだと思うのですが、とてもかっこいいビジュアルに仕上がっています。
続いては、やはり同じように戌年にちなんだ作品となっている @umezono_takashi さんの作品。
こちらは雰囲気がまた先程の作品とは全然違うものになっていて、どちらかというとかわいらしい感じ。
これもアニメーションする際のモーションとかは自分でつけたんでしょうか……私はこういうの自分ではやったことがないので、本当に小並感溢れる感想で恐縮なんですが、ほんとにすごいです……
さて、続いての作品はお正月用のコンテンツらしく、賀正の文字を大胆に利用した、@ikeryou さんの作品。
この作品はマウスカーソルの位置に対するインタラクティブな動作が面白いので、ぜひデモを実行したらカーソルを動かしてみてください。
カーソルをまったく動かさなくてもアニメーションは実行されるのですが、カーソルの位置によって、そのアニメーションの強さといいますか……動く量などが変わるようになっていますね。
四作品目は、残念ながらウェブで実行して見ることのできる URL はありません。
でもあまりにもすごいなあと思ったので、紹介します。
当サイトでも何度かその作品を紹介したことがある @murasaki_0606 さんが、昨年末から今年にかけての年明けカウントダウンで、渋谷にある MODI の巨大スクリーンに three.js 製のコンテンツを使ったパフォーマンスを行ったらしいです。
すごいな!
こういう事例の場合は、あえて WebGL でやる必要は恐らくなかったと思うのですが、それでも WebGL というか three.js を利用してコンテンツを制作したというその心意気が、なんとも WebGL 愛に溢れていて私感動しました……
まとめ
さて、いかがでしたでしょうか。
新年早々にこうして WebGL のコンテンツを公開してくれるひとがいるというだけでも個人的には大変感慨深いのですが、まさかカウントダウンイベントにまで WebGL が使われるようになるなんて……
2018 年も、なかなかエキサイティングな年になりそうな、そんな幕開けになったんじゃないかなと思いました。
昨年同様、当サイトでは WebGL の事例を世界中から集めて記事にしていきます。自分の作ったサイトやデモをご紹介いただければ、私のほうで無償で記事にすることもできますし、寄稿記事も随時募集しています。熱い WebGL 案件公開の際にはぜひお知らせください。
それでは、今年も一年、あらためてよろしくお願いいたします。