クオリティもボリュームも異次元の凄さ! アミューズメント施設をブラウザ上に完全再現したデモがすごい!
遊び尽くすのも大変なボリューム感!
今回ご紹介するのは、マイアミに実在する「島がまるごとアミューズメントパーク」という驚きの施設を紹介するウェブサイトです。
提供しているのは、アメリカのロイヤル・カリビアン。こちらの会社はいわゆる豪華客船によるクルーズ旅行を提供している企業で、その企画のひとつのプロモーションサイトみたいなんですが……
とにかく、サイトひとつでほぼ完全に島ひとつ分の施設を再現していて、実際にミニゲームなどを楽しみながら、その島に存在するアミューズメント施設を体験できるようになっています。
異次元の仕上がりで本当に訳がわからないです……
軽快動作でゲームも楽しめる特盛サイト
今回のサイトは、本当に「すごい」という感想しか出てこないような、とにかくスケールの大きな実装になっています。
そもそも、紹介されている施設が「島まるごとテーマパーク」という恐ろしい場所なので、それに合わせて実装もてんこ盛りになっています。
まず、島全体をぐるっと一周するようにすべての施設を見て回れるようになっているそのスケールがすごいです。
大量のモデルデータやテクスチャを使っていて、かなり細かく作り込まれています。
ご覧のとおりの仕上がりで、これが島ひとつ分、全部用意されてます。
頭おかしいです……(褒めてる)
さらに、この島の中に置かれている様々な施設や設備に関する説明などがポップアップするようになっており、詳細な情報や写真などをしっかりと閲覧できるようになっています。
また、いくつかの設備については、ミニゲームや専用の特設デモが設けられているところがあって、たとえば下の画像にあるような水上のコテージでは、そこから見られる水平線へと沈む太陽の、夕焼けの景色を擬似的に体験することができたりします。
島の中には超巨大なウォータースライダーを始めとするレジャー施設が大量に用意されているらしく、カメラワークなどもかなり工夫されています。
ウォータースライダーの大きさを体感できるように、スライダーが表示されるシーンでは自然とカメラが空を見上げるようなアングルになるんですよね。
ただボリューム感をマシマシにしただけでなく、しっかりと考えて工夫を凝らして作られているのがわかります。
もちろん、ウォータースライダーも疑似体験できるミニゲームが用意されています。
いわゆる超豪華客船によるクルーズ旅行を企画している企業のサイトだけあって、そのスケール感は本当に他を圧倒するかのような大ボリュームで、ただただ開いた口が塞がりません……
島全体を俯瞰する地図などの、ユーザーの利便性を考えたインタフェースなどもしっかり用意されていて、これが次世代のインタラクティブ 3D ウェブサイトの姿なのだなと、思わず感心してしまいました。
このレベルのサイトが作れるところは、正直まだまだ世界規模で探しても少ないと思いますが、しかし、これだけの完成度で実際にサイトがリリースされている様子を目の当たりにすると、これがいずれ徐々に当たり前のクオリティになっていく日も来るのだろうなという感慨も湧いてきます。
非常に完成度が高く、3D であることの意味をしっかりと生かした、素晴らしい事例だと思います。
ぜひチェックしてみてください。