暖簾をくぐるような動作までしっかり再現された雰囲気満点のイントロが面白い SAKEICE のウェブサイト
日本酒をテーマにしたショップらしいたたずまい
今回ご紹介するのは、浅草にあるちょっと変わったアイスクリーム専門店のウェブサイト。
SAKEICE という語感からも想像できるとおりで、こちらのお店はお酒(日本酒)を利用したアイスクリームを扱っているお店ということで、サイトのデザインも和風モダンな雰囲気に仕上がっています。
WebGL を利用しているのはイントロの演出部分だけですが、サイトの雰囲気にピッタリとマッチした出来栄えです。
リンク:
お酒好きにはたまらない? ノンアルコールのアイスもあるよ
今回のサイトは日本酒をテーマにした製品を扱うお店のサイトということもあり、和風な演出がいくつか盛り込まれていますね。
ときおり文字が縦書きで描かれていたり、フォントも特徴のあるものが使われています。
サイトのトップページというか、ローディング直後のイントロページでは、暖簾が WebGL で描かれます。
いかにも和風な雰囲気の暖簾が、なんとも透明感のある質感で描かれます。
微妙に風に揺れているような感じで動いたりもしますし、WebGL の実装としてはかなりシンプルな内容なのに、インパクトがすごく強い演出に仕上がっていて面白いですね。
画面の下の、ブラーが掛かっている部分は多分 CSS のフィルタだと思いますが、ここもなんだか擦りガラスみたいな感じで透明感が引き立っていて、すごくよいデザインだと思います。
WELCOME のボタン部分をクリックすると、暖簾を押し分けながらくぐっていくような様子が描かれます。
物理演算的には球体を押し付けてるような感じかな?
一度暖簾をくぐってしまうと、そこから先は、いわゆる一般的なウェブのフロントエンドという感じで WebGL は出てきません。
でも写真なんかはかなりキレイに製品を撮影したものが多く、情報量が多すぎず少なすぎず、ほどよいバランスで配置されていると思いました。
ちなみにこの日本酒アイスクリーム、アルコール濃度が4%もあるんだそうです。これはもうほんとにお酒ですね……
ノンアルコールの製品もあるようなので、お酒が苦手な方を同伴していたり、お子さんと一緒に訪れたりしても問題はなさそうです。
途中でも記載したとおりで、WebGL の実装としてはそんなに難しいことをやっているという感じでもないですし、どちらかというと基本的でオーソドックスな実装かなと思います。
ただ、その派手すぎない感じが逆にちょうどいいバランスというか、今回のサイトの場合はそれで十分のようにも感じられます。
とても涼し気な雰囲気で、見ていて清々しい、そんなサイトです。
ぜひチェックしてみてください。