どのような選択をしたかによって内容が変化する一風変わった作りが面白い Léonard のウェブサイト
3D シーンの風合いも面白い
今回ご紹介するのは、Léonard というエージェンシーのウェブサイトです。
こちらのサイト、訪問者に対して2つの選択肢を提示し、その選択如何によって表示される内容が変化するという面白い構成となっています。
選択肢を任意に選びながら進めていくことで、彼らのビジョンや考え方が少しずつ見えてくる、ストーリー性のある面白い試みのなされたウェブサイトだなと思います。
リンク:
Léonard - 10 years of hard work
古い印刷物のような質感の 3D シーン
前述のとおり、今回のサイトではまず最初に選択肢が提示され、それに答えることでコンテンツが進行していくという仕組みになっています。
フランス語なのでちょっとニュアンスがよくわからないところもあるのですが、たぶん、彼らのビジョンとか、あるいはどのように考え行動するのかとか、そういうことが語られているのではないかなと思います。
※もし違ってたらすいません……
選択肢を選んだあと、それに対する説明のような文章が表示されるのですが……
その文章をスクロールして読んでいる間にも、背景には 3D モデルが表示され、それらはスクロールに連動してアニメーションします。
上の画像を見ると半球のオブジェクトが写り込んでいるのがわかるかと思いますが、各シーン(各選択肢)ごとに固有の 3D モデルが用意されています。
描かれる 3D モデルがスイスイとアニメーションする様子はとてもなめらかでかっこいいですね。
描かれる 3D シーンは、まるで古い書物に描かれた挿絵のような感じで陰影が表現されます。
これはなめらかなグラデーションとはまったく異なる質感で、たとえば漫画で斜線の密度を変えることで陰影の濃淡を表現したりすることってあると思うのですが、あれに似た質感となっています。
暗いところと明るいところで、線の密度が違う感じですね。
こういうの、何調って言えばいいんだろうな……
なんか呼び方があるのかもしれないけど……
少しノスタルジックな、独特な風合いが特徴的な 3D シーンは、なかなか味わい深くて面白いですよね。
背景のグラデーションの色合いも含め、柔らかい色使いなんですがしっかりと個性の感じられるビジュアルとなっています。
サイト内で文章として語られていることについては、英語版とフランス語版の両方をがんばって読んでみたのですが…… 結構抽象的な感じで私にはうまく理解できなかったです……かなしみ。
とは言え、特徴的なビジュアルだけでも一見の価値があると思います。
ぜひチェックしてみてください。