リアル志向の CG だけど驚くほど軽快動作! Lamborghini Huracán STO のスペシャルサイト
よくよく見たら日本語サイトもありました……
今回ご紹介するのは、超高級なスポーツカーとしてよく知られているランボルギーニのスペシャルサイトです。
ウラカンというシリーズのモデルを 3D で見ることができるスペシャルサイトとなっていて、ボディの質感などもめちゃくちゃリアルに再現されています。
もちろん、外装だけでなく内装を見ることもできますので、購入を検討しているひと(?)はじっくりとオンライン上でまずは検討してみてもいいのかもしれません。
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特殊なディゾルブ効果がおもしろい
今回のサイトはウラカンの販促のためのコンテンツなので、当然ながらこの車種の性能や特性について詳しく解説されています。
見た目に関する部分は CG でもちろん描かれるわけですが、ときに動画を活用したり、あるいは音声によるナレーション付きの解説がされていたり、とにかくしっかりお金をかけて作られていますね。
CG 部分はフォトリアル寄りの表現で、ボディの光沢など CG 的に再現しやすい部分はもちろんのこと、インテリアのシートの質感なども本格的です。
カメラアングルはある程度は自由にマウスで操作できますが、平行移動はできないようです。
マウス操作をしていない状態だとボディの特定の部分に六角形のアイコンが出てきますが、これらをクリックすることでより詳しい情報を閲覧したり、あるいはビューに変化が起こったりします。
個人的にすごく面白いなと思ったのが特殊なディゾルブ効果です。
Unity などの場合だと、ディゾルブというとノイズを使ってモデルの表面(外観)を変化させるエフェクトを指すことが多いですが、ここではドット模様をうまく利用して、ボディの表面が消失していくような演出を見ることができます。
ボディの表面が消失したあとは、内部構造が青っぽい色で可視化される感じになっていますね。
このディゾルブっぽい効果はあまり他では見たことがなく、またアニメーション付きでこういう演出があると演出としてのかっこよさがより強調されますね。
空力特性が可視化されるモードがあったりもしますし、とにかく凝った作りになっていてすごいです。
インテリアのほうでは、見た目的な部分はもちろんですが様々なデータが示されるため、ウラカンの持つ性能面での特性などもいろいろと知ることができますね。
すごく丁寧に作り込まれた作品だなと思います。
ランボルギーニといえば、車体の価格が四桁万円になるような高級車として有名じゃないかなと思いますが……
その価格にふさわしい本格レース仕様の性能は、正直日本の公道にはちょっと向いてないですね……車高も低すぎるし。
ただ、CG で見てもやっぱりかっこいいし実物の迫力は相当なものなんでしょうね。間近で見たことすらないですけど、こういう感じで CG を通じて手軽にその詳細を見ることができるのは単純に楽しいです。
演出も含めて、かなりしっかり作り込まれた一品です。
ぜひチェックしてみてください。