電気自動車の充電用ステーション事業を展開する Atlante のインタラクティブな 3D ウェブエクスペリエンス

doxas : 2023-06-02 13:33:35

ロードがちょっと時間掛かるので注意

今回ご紹介するのは、南ヨーロッパで電気自動車用のステーション事業を展開する Atlante のウェブ・エクスペリエンスです。

最初に断っておくと、今回のサイトは日本からのアクセスだからなのかもしれませんがめちゃくちゃロードが遅いです。使っているデータが重いというより、単純にサーバからのレスポンスに時間が掛かっているみたいです。

コンテンツの内容としては WebGL を使ったインタラクティブな 3D コンテンツとなっていて、結構丁寧に作られています。

ロードがちょっと長いので、気ままに待ちましょう…… ☕

リンク:

Atlante Experience

クリーンなエネルギーを使ったステーション

今回のサイトでは、Atlante の提供する EV 車(厳密には電気自動車と EV 車は違うのかもしれませんが、ここでは区別していません)用の充電ステーションが 3D で表示されます。

特徴として、太陽光を用いてエネルギーを供給する仕組みになっているようで、世界的に問題意識が高まっている環境への配慮を十分に行っているというのが一種の強みのようですね。

最初のロードが終わって充電ステーションが 3D で描画された状態になると、画面の下にアイコンが並んだ状態になります。

ステーションの特徴などが説明されつつ、それぞれに固定の視点が用意されているのでカメラもそれに応じて自動で航行します。

3D モデルの質感自体はそこまで高品質というわけではありませんが、この場面ではどちらかと言うと若干フォトリアルに寄せたマテリアルになっています。

一方で、この後さらに用意されている別のコンテンツがあり、そちらではちょっとテイストが変わります。

充電を疑似体験してみよう、みたいな建付けだと思うのですが、充電を待っている間にいろんな用事を済ませようみたいな感じなんですかね……

この上にあるような俯瞰視点で描くシーンでは、画面をスワイプするようにドラッグ操作することで視点が動いていき、それに連動して画面の左下にある充電情報が更新されていきます。

時間の経過と共に電池のマークに緑色の充電済みブロックが追加されていくのですが、これはたぶん1時間くらいで十分な充電ができるよ、チャージが早いでしょ、ということを言おうとしているのかなと想像します。

実際に使う人の視点で考えてみると、1時間くらいのサッと済ませられるような用事の間に充電がしっかり行われるのであれば、安心して使うことができそうな気がします。

今回のサイト、実は最初に発見したときにすごくサイトのロードが遅かったので、時間を数日間あけてから再度アクセスしてみたのですが、あまりロード時間に差が見られず、残念ながらちょっと遅いのは仕方ないこととして受け入れるしかないようです。

その点がすごくもったいないですね……

充電の待ち時間という本来ならネガティブに捉えられることが多い要素にあえてフォーカスし、その隙間時間でこんなこともできるんだよ~ と示すというのは、コンテンツとして結構面白いアプローチだと思うんですよね。

応答速度の速さってすごく重要なんだなということをあらためて感じました。

気になる方は、時間のあるときにでもチェックしてみてください。

リンク:

Atlante Experience

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