
ゴッドレイのような表現と流体風のエフェクトが絶妙にマッチした Architects のスペシャルサイト
ジャケットの雰囲気を見事に表現
今回ご紹介するのは、Architects というイギリスのバンドのウェブサイトです。
おそらく、新しいアルバムの発表と同時に公開されたスペシャルサイトなのかなと想像するのですが、ジャケットに使われているビジュアルを見事にウェブサイトのインタラクティブコンテンツに落とし込んでいます。
WebGL の実装としても珍しい見せ方でかっこいいですね。
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個性的な流体の使い方
今回のサイトの WebGL 実装はトップページの冒頭、キービジュアルの部分にすべてが詰まっています。
光に手をかざしているようにも、あるいはその光を掴もうとしているようにも見えるジャケット写真の雰囲気を、ゴッドレイのようなエフェクトで見事に実装しています。
カーソルを動かすことで光源が動いたような効果を楽しむことができます。

個人的に秀逸だなと思ったのは、このトップページのキービジュアル部分で発生する流体エフェクトです。
普通、流体エフェクトというと文字通り色が絵の具のような感じで流れて混ざることが多いと思うのですが、今回のサイトの場合は極めて粘性を高くすることで、流れるというよりは衝撃波や軌跡のような感じで描かれていますね。
こういう見せ方は独特でとてもおもしろいです。

ウェブサイト内には EC サイトっぽい内容も一部に掲載されており、ファンなら思わず興味を惹かれるであろうコンテンツが充実しています。
サイト内にはピンポイントで一部に 3D 的な表現があったりして、インタラクティブ性のある要素もいくつかあります。
Architects というのはイギリスのメタルコアのバンドらしいのですが、環境問題や社会問題に対して強いメッセージ性のある歌詞を歌うバンドらしく、なんか不思議な世界観を持っていますね……

環境問題をメタルで風刺する、というのがなんとも個性的ですよね。
おそらくそういった側面が、彼ら特有の色になってファンを魅了しているのでしょう。
WebGL 実装としては一見するとシンプルな平面的なシェーダ芸に見えるかもしれませんが、流体風のエフェクトを組み合わせているなど、技工が凝らされたエフェクトです。
光のラインが短く尾を引くようなエフェクトは、ジャケット写真の雰囲気を見事に体現していて素晴らしい出来栄えだと思いました。
ぜひチェックしてみてください。