
割り切った直球でシンプルな表現がいっそのこと気持ちいい! SUZAKU CURRY SHOP のウェブサイト
文字は読めないが……
今回ご紹介するのは、朱雀咖喱(SUZAKU CURRY SHOP)というカレーショップのウェブサイトです。
どうやら台湾に実在するカレーショップのようですね。
ウェブサイトの内容は余計なものはあまり含まれていない、かなり直球なかんじの内容なのですがそれがむしろ潔いというか心地よい感じがします。
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WebGL は全体の雰囲気に見事にマッチ
今回のサイトには、あまり凝った仕込みはありません。
いや実際には雑に作られているということでは一切ないのですが、あまり手の込んだことをやってその複雑さや技巧でもってユーザーを驚かせようという感じではなく、とにかくシンプルな表現が多いです。
トップページの冒頭からも、その雰囲気はヒシヒシと伝わってくるのではないでしょうか。

ページの構成は非常にシンプルで、縦に長い LP というかんじです。
この上のスクリーンショットではちょっとわかりにくいかもしれないのですが、お皿の上に湯気がフワッと上ってくるような表現がなされていたりして、絶妙に派手すぎない感じで小さな演出がいろいろ組み合わされています。
WebGL で描かれている赤いコインのようなオブジェクトはいったいなんなんでしょうね。
オリジナルデザインのコイン、という感じなのかもしれません。

このスクリーンショットを通しても溢れ出てくる不思議な直球感、伝わりますでしょうか?
個人的にはこういう割り切って作ってある感じはすごく好きで、余計な情報がない分、なにごともわかりやすくていいですよね。
ページの最下層には謎の物理演算つき実装があるのですが、この物理演算もなんか設定がゆるゆるな感じで微妙な仕上がりなのが逆に新鮮でおもしろいです。

WebGL を使っているかどうかに関係なく、昨今のウェブでは複雑なサイトがどんどん主流になってきているように感じます。
実際には、適当に作られたものやホームメイドな(どこか素人が作ったような空気感のある)サイトもたくさんあるのかもしれませんが、そういうものに触れる機会は極端に少なくなりました。
いや、ほんとわたしがただ単に見つけられていないだけかもしれないですが……
今回のサイトのように「言いたいことがド直球」なウェブサイトはこれから先さらに珍しくなっていくのかもしれませんが、個人的にはこういうウェブサイトの良さもあるな~とあらためて感じました。
ぜひチェックしてみてください。