
近未来的なファッションブランドをテーマにした演出モリモリな DICH Fashion のウェブサイト
AI が生成したコンテンツも活用
今回ご紹介するのは DICH™ Fashion という仮想のファッションブランドをテーマにしたウェブサイトです。
仮想、と書きましたが……実在しない仮想のファッションブランドをテーマにデモサイトを作ったものということで正しいですよね……? ちょっと自信がないのですが、たぶんそういうことなのかなと思います。
演出にステータスを全振りしたようなウェブサイトになっており、webflow を下敷きにして作られているものだと思います。
リンク:
DICH™ Fashion | A New Era of Futuristic Fashion
世界観は好みが分かれそう
今回のサイトはかなり演出を重視した作りになっているので、たぶん若干負荷は高めのほうに分類されると思います。
スペックがそれほど高くないマシンだと、描画がかくかくするなど、一部支障が出るかもしれません。
しかしやりたい放題というか、かなり演出を様々な角度から盛り込んだ尖ったウェブサイトになっていますね。
この上のスクリーンショットではちょっと見えにくいかもしれませんが、トップページの怪しげなキャラクターの背景には、カーソルを動かした際にディストーションエフェクトが発生するようになっています。
キャラクターの姿勢も、やはりカーソルの位置に応じて変化するようになっているので、トップページからいきなりフルスロットルというかんじでかなり騒々しいです。
スクロールしていくとコンテンツがいくつか現れますが、どのセクションも凝った作りで見ていて面白いですね。
技術デモみたいな側面が強いウェブサイトだからだと思うのですが、細かい部分までかなり注意深く作り込まれています。
404 ページへのリンクが置かれていたりして、そういう見せたいものへの導線の張り方とかも見事だと思います。
3D 表現だけでなくウェブサイト全体としての演出の完成度の高さが感じられるなと個人的には思いました。
背景部分に発生するディストーションがトップページと下層ページでちょっと違ったテイストになっていたり、ここでは紹介しきれなかったさまざまな仕込みがなされています。
こういう演出を大量に仕込んだウェブサイトは、たぶんクライアントワークとして実際にこういうふうに作ることはないのでしょうが、あくまでも技術デモですよ~と前置きをしたとしても人によっては否定的な意見を持ってしまうかもしれないですね。
個人的には、とことん割り切って演出を見せるためだけに作られているこういうウェブサイトは、その存在自体が貴重というか、有意義だなとは感じます。いろいろ参考にできますし、単純に面白いですよね。
ぜひチェックしてみてください。