
3D 絵本や立体的なアート作品のような見せ方がおもしろい Mohit Virli さんのポートフォリオサイト
夢の中にいるみたい
今回ご紹介するのは Mohit Virli さんのポートフォリオサイトです。
どうやらインド在住のウェブのフロントエンドの開発者さんっぽいですね。
青い空を想起させる爽やかな雰囲気のポートフォリオで、いろいろな仕込みもあって本当に楽しいウェブサイトとなっています。
リンク:
シンプルさとは裏腹にかなり凝った作り
今回のサイトは青空のような背景に、雲が浮かんでいるような雰囲気のシーンから始まります。
雲の部分は立体的なボリュームを持った構造ではなくて、スプライトを重ねて表現している感じだと思います。
スプライトを使っているとは言っても質感は十分で、すごく涼しげで爽快な気持ちになる感じのビジュアルです。
スクロール操作だけでスイスイと閲覧できるように工夫されており、カメラワークなんかもダイナミックな表現になるように試行錯誤されている感じがします。
雲のなかに浮かぶ窓枠のようなオブジェクトをくぐり抜けると、ポートフォリオサイトのメインコンテンツが出てくるようになっているのですが、このメインコンテンツは大きく2つのシーンから構成されています。
左側と右側それぞれに、別々の異次元空間へつながっているような感じで演出されています。
静止画ではわからないですが、2つのシーンはそれぞれ単なる平面的な絵画やイラストではなく、立体的な構造を持った 3D シーンになっています。
一見すると絵画調になっているので最初は気が付かない方もいらっしゃるかもしれませんが、よく見ると立体的な奥行きのある構造を持っていることがわかるでしょう。
それぞれクリックしてやると空間の中に入り込むことができるようになっており、すごくよくできていますね。
背景が薄いブルーに彩られたライトモードのほかにも、背景が黒になるダークモードが用意されていて、切り替えてやるとだいぶ雰囲気も変わります。
個人的にはまるで油絵のような質感なのにそれが立体的な 3D シーンになっていることにすごく驚きました。
こういう絵画風の 3D 事例って別にこれが初めてということはなくて過去にも同じような作例ってあったのですが、今回のやつは結構完成度が高いように感じます。
ぜひチェックしてみてください。