
部屋とガレージからなる 3D 空間に様々な工夫を凝らした Ibrahim Aydiner さんのポートフォリオサイト
ミニゲームも遊べるよ
今回ご紹介するのは Ibrahim Aydiner さんのポートフォリオサイトです。
サイト上に書かれていることを見る限りは、開発者でありデザイナーであり、また 3D アーティストでもあるということみたいなので、いろいろ多彩なスキルを持っている方みたいです。
実際、ウェブサイトの作り込みも結構しっかりとなされており、ただ 3D で出しただけというところに収まらない、遊び心を感じるウェブサイトとなっています。
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隠し要素もあるよ
今回のサイトは、WebGL 実装としては比較的よく見かける、自分の部屋風の 3D モデルを用いたポートフォリオサイトとなっています。
ある程度自由に視線を動かすことができるようになっており、360度、自由な方向からシーンを観察できるようになっています。
部屋のなかにある各種オブジェクトのなかにはマウスでクリックすることで干渉できるものもあります。
最初に視界に映っているのが自室だとすると、その裏側にはガレージのような空間があります。
ガレージ空間のほうには映像や写真のほか、ゲームの筐体のようなオブジェクトもあり、こちらもクリックすることでゲームをプレイすることができたりとなかなか手が込んだ作り込みがなされています。
ホログラムのような演出があったり、モーションを含んだ猫の 3D モデルがあったり、すごく個性的なポートフォリオに仕上がっています。
また、自室のほうに置かれているディスプレイ部分もクリックしてアクセスすることができるようになっています。
ここがいわゆる About ページの役割を担っていて、彼のスキルセットや写真などにアクセスできます。
Mac のデスクトップのような体裁になっていて、こういうところもそつなく作ってある印象でした。ドラッグ可能なウィンドウ風のインターフェースとか、やろうと思ったらいろいろと考えないといけないことが増えますからね……
Blender のようなモデリングツールを作ってオリジナルの 3D シーンを作っている、という方はたくさんいますが、それを上手にウェブのコンテンツに落とし込めるかというのはまた別問題ですよね。
今回のサイトの場合はインタラクティブなコンテンツとしての形が見事に組み立てられていて、ただ 3D でシーンを描画してますというもの以上の、いろんな仕込みを探す面白さも備えた楽しいウェブサイトになっていると思います。
ぜひチェックしてみてください。