
マンハッタンの中心にそびえ立つ高層ビルを幻想的な世界観で描き出す Quadplex 80
ラグジュアリーな雰囲気を演出
今回ご紹介するのは、マンハッタンの中心に建つ高層ビルのスペシャルサイトです。
WebGL を用いて、かなり高級でラグジュアリーな雰囲気のビジュアルを実現していて、たぶん世界でもトップクラスのお金持ちのための施設なんだろうなという感じがします。
公式サイトは別にあり、こちらのサイトではビジュアルとインタラクティブ性に重きを置いた作り込みがなされています。
リンク:
Quadplex 80 | Luxury Penthouse in Manhattan | 111 West 57th
雰囲気はまるで天空の城
今回のサイトでは、雲が浮かんでいる高さよりもさらに上空の、天空の世界を描いているかのような演出を見ることができます。
冒頭、イントロの演出では雲のなかをカメラが進んでいくような演出があり、そのあとに主役であるビルが見えてきます。
周辺にもいくつかのランドマークの先端が見えていますが、あくまでも中心に建つビルだけが演出の対象です。
わたしはあまりマンハッタンという場所に対する理解がないのですが、たぶん、いくつか見えているビルの先端部分だけを見れば、それがなんのビルかわかるような有名な建築物なんですよね?
それらより目立つように、かつ高さが上回っているように描かれる中心のビルの存在感がすごいですよね。
マウスでドラッグするような操作を行ってやると、ビルの周辺をぐるりと眺めることができるようになっています。
スクリーンショットにも写っていますが、物理的なレンズを通して撮影しているかのようなゴーストが画面内に現れます。
たぶんレンズフレアやゴーストがどういうものか厳密にはわからない(物理的な原理などをあまり知らない)場合は、すごく自然な感じに見えるんじゃないかなという気がします。
CG でレンズのゴーストを再現しようとしたことがある人や、自分でレンズを使って撮影した経験があったりすると、もしかしたら若干違和感を感じるかもしれません。
雲の表現や、空の風合い、ゴーストのような表現など、雰囲気を上手に演出していてすごくリッチなビジュアルです。
特にイントロで見ることができる雲の表現はすごく自然で、これからどんなことが起こるんだろうというワクワク感みたいなものが想起される見事な演出だと感じました。
操作性や情報の掲載の仕方などもすごく丁寧で、雰囲気重視で割り切って作られている感じも個人的にはすごくいいなと思いました。
ぜひチェックしてみてください。