
ブラウン管テレビのようなスタイルがおもしろい Hardik Bhansali さんのポートフォリオサイト
多彩な 3D シーンで楽しませる
今回ご紹介するのはデザイナーとして活躍されている Hardik Bhansali さんのポートフォリオサイトです。
いわゆる古いブラウン管テレビのようなデザインをベースにした WebGL 製のウェブサイトとなっており、多くの 3D シーンによって構成されているのが特徴です。
文字情報はそれほど多くなく、ビジュアル偏重の作りと言っていいかもしれません。
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グリッチなどのポストエフェクト効果も
今回のサイトは、先にも書いたようにビジュアルにかなり偏ったつくりです。
そのこだわりはなかなかのもので、3D シーンの作り込みだけでなく、ポストエフェクトを用いた演出もかなり強めに入っています。
それらの効果もあって、ウェブサイトを最初に見たときにガツンと強い印象を受ける人が多いのではないでしょうか。

ポストエフェクトには大きく2種類あります。
1つは、カーソルを動かした際に発生するディストーションのエフェクトです。どこか流体のような感じの手触りですね。
そしてもう1つ目を引くのが、いわゆるグリッチエフェクトです。
特にグリッチエフェクトのほうは古いブラウン管テレビを連想させるために入れているものだと思います。

ウェブカメラを使ってインタラクティブに操作できるような変わったコンテンツもある
グリッチエフェクトって CG の世界では使い古されたテクニックというところがあって、その味付け次第では逆にすごく安易な実装に見えてしまうことがありますよね。
今回のサイトの場合はシーン全体が樽型に湾曲するような効果もあって、自然に溶け込んでいるようには感じます。
ただグリッチの掛かり方はいわゆる本当のテレビや VHS のそれとはだいぶ違い、あくまでも雰囲気重視のビジュアルという感じはします。

これはけして悪口ではなくて、あくまでも個人の感想になってしまいますが……
今回のサイトの場合はすごくこだわって作り込まれていることがひしひしと伝わってくる一方で、もう少し踏み込んだらもっと良くなりそうだなと感じる部分が多いです。
たとえば文字を平面的に配置するのではなくて樽型のディストーションに沿わせてやるとか、もう少し走査線エフェクトのようなものを加味してみるとか、いくつか工夫を重ねてやることでまだまだ良くなる余地がありそうだなと思いました。
ただ、とにかくビジュアルとしての圧には素晴らしいものがあって、目で見て楽しいウェブサイトであることは間違いありません。
ぜひチェックしてみてください。