
いろいろな意味でのブラー効果が味わい深いビジュアルを生み出す Digital Design Days のウェブサイト
ただぼかすだけではない深み
今回ご紹介するのは Digital Design Days というイベント(?)のスペシャルサイトです。
どうやらイタリアのイベントっぽいのですが、今回のサイトではパレルモで7月に開催されるイベントが特集されています。
いわゆるぼかしを利用した表現と、ちょっと変わったポストエフェクトを見ることができます。
リンク:
Digital Design Days Palermo | 27-28 June 2025
じっくり見てないと見逃すかもしれない
今回のサイトのトップページ、またそこから続くいくつかのセクションでは、背景部分に WebGL によるビジュアルが描き出されます。
なんというふうに表現したらよいかわからない、抽象的な感じの CG なのですがイベントのコンセプトであるデジタル・デザインみたいなものが見事に表現されているように感じます。
四角形を組み合わせたシンプルな造形なのに、よく観察するとさまざまな揺らぎというか、遊びがあります。

スクリーンショットではほとんどわからないと思うのですが、この抽象的なシーンにはマウスカーソルによるインタラクションが実装されています。
具体的には、カーソルが動いた軌跡に対してエフェクトが発生するのですが、なんというかカーソルの動いた場所だけグラフィックスがぼけるような感じなんですよね。
これもしかしたらぼんやり見ていると気が付かないかもしれない程度のさりげない演出なんですが、すごくかっこいいですね。

またサイトの後半では、単純なぼかしではないもっと凝った演出が行われている部分もあります。
こちらでは風景がぼやけるだけでなく、同時に色味というか、鮮やかさが変化するようになっているのでよりわかりやすいでしょう。
このエフェクトはあまりほかでは見たことがない質感で、こちらもすごくかっこよく仕上がっています。
ずっと見ていたくなるような、吸い寄せられるような魔力がありますね。

いわゆるブラーを掛けるという行為や演出って、現代には至るところに存在します。
それこそ、スマートフォンのインターフェースなどでも当たり前のように使われているので、すごく現代人の生活の近いところにあり、意識されることも少なくなっている演出方法のようにも感じます。
その点、今回のサイトではそのあたりが注意深く深堀りされていて、いろんな意味で発見が多くあるのではないでしょうか。
ぜひチェックしてみてください。