こんな演出見たことない！ Roman Jean-Elie さんのとっても素敵なポートフォリオサイト
久々に度肝を抜かれた
今回ご紹介するのは Roman Jean-Elie さんのポートフォリオサイトです。
こんなことを言うのはあまりよくないのかもしれないですが、個人的に本当に衝撃的なウェブサイトで、誇張でもなんでもなく鳥肌が立ちました。
シンプルなカラーリングのなかに込められたデザインとカメラワークの妙、これは必見ものです。
リンク：
Roman Jean-Elie • creative developer
とにかくすごすぎて言語化できません
今回のサイトは、一見するとすごくシンプルなレイアウトに独特な WebGL 表現を組み合わせた、ちょっと変わったかんじのポートフォリオサイトという印象です。
ただ、ひとたび画面左側の縦書きで配置されたリンクをクリックすると見えている世界がガラリと変化します。
まるで映画のワンシーンのような大胆なカメラワークは迫力満点です。
なんだこの……なにかの舞台演出、あるいは映画を見ているかのような視聴体験！ と個人的にはめちゃくちゃ驚いたのですが、その謎は About ページを見ると理由がわかります。
Roman Jean-Elie さんは、2008 年くらいに撮影を行う監督さんとしてキャリアをスタートし、その後、舞台演出などを学びつつ、自身もコメディアンとして舞台に立つこともあったようです。
さらにコロナ禍で家に籠もらなければならなくなって、そこでプログラミングと出会っていまはクリエイティブな開発も行っている、ということのようです。
すごすぎる……
WORK のページではスクロール操作を行うと画面右側のシーンに変化が起こるようになっているのですが、これも他では見たことがないような演出で本当にかっこいい！
さらに ABOUT ページへと移動する際のシーントランジションも大胆なカメラワークが緻密に計算されたうえで仕込まれていて本当にすごいです。
才能と個性が凝縮したような、驚くべきポートフォリオサイトだなと思いました。
まったく異なる分野の知識や経験が合わさることで、想像もしていなかったような相乗効果を生むという話は実際よくあることなのかもしれません。
とはいえ、映像の世界や舞台の世界の知識が、これほど見事にウェブ制作に融合しているというのは驚きですし、WebGL をここまで巧みに利用しつつ見事に演出されているという点についても開いた口が塞がりません。
ものすごい努力を重ねてきたんだろうなということが、サイトを見ていても伝わってきます。
ぜひチェックしてみてください。
