
方向性のハッキリした個性的な 3D 表現がおもしろい Experience Studio Mantis のウェブサイト
見れば見るほど不思議な質感
今回ご紹介するのは、Mantis というスタジオのウェブサイトです。
どうやら2人のメンバーで構成されるチームのようですが、すごく不思議な質感の 3D 表現がいい意味で個性をはっきり表現しています。
完全なワイヤーフレームとも違う、とても興味深い 3D 表現だと思います。
リンク:
隙間が見えるようで見えない
今回のサイトの 3D 表現は、人物のシルエットをかたどった 3D モデルによって行われています。
この 3D モデルがすごく変わっていて、まるで血管だけが見えている状態であるかのように、そのシルエットを細いラインがまとわりつく形で表現しています。
文章で書くとすごく変な感じですが、実際に見てもらうとその雰囲気が伝わるのではないでしょうか。

カメラワークもすごくかっこいいですし、スクリーンショットではちょっと伝えるの難しいのですが、フェードイン・フェードアウトするような演出も見事です。
この 3D モデル、いわゆる線(ライン)のかたまりなのかな~と一見した印象では思えますが、実際にはそう単純な感じでもなさそうなんですよね。
じっくり観察してみるとわかるのですが、指先や手の部分は「中身がある」状態になっていて後ろが透けて見えるわけじゃないんですよね。
これはすごくおもしろい表現だと思います。

たぶん、肘より先の部分にだけ中身があり、それによって指先などについては後ろが透けないようになっているのだと思うのですが、観察してみればみるほどすごく興味深い 3D 表現だなと感じます。
どういう意図や背景があってこういう 3D 表現にしたのか、ちょっと気になりますね。
サイトの雰囲気はコンセプトというかデザインのトーンがしっかり統一されていて、全体としての完成度も高くなっています。

WebGL による 3D 表現のバリエーションはかなり見てきたつもりですが、こういう一見ワイヤーフレームっぽいのに中身が詰まっており、しかもその中身が背景色と同じ色になっているというのは初めて見たような気がします。
背景色と同じだからこその独特な質感は、しっかりこのサイトのビジュアルの個性になっていると感じました。
サイトとしての完成度の高さもあって、3D がいい感じにマッチしています。
ぜひチェックしてみてください。