
デジタル世界でポストカードをシェアできる素敵な取り組み Mono Studio のウェブサイト
季節外れの紹介になってしまった……
今回ご紹介するのは Mono Studio が公開しているウェブサイトで、その名も Postcards です。
日本でもカタカナ英語で「ポストカード」と日常的に使う言葉ですし、たぶん英語圏と同じものをイメージされる方が多いと思います。
今回のサイトではウェブ上で好きなポストカードにメッセージを書いて URL を発行してシェアできるようになっています。たぶん、年末のクリスマスシーズンとかに公開されていたものだと思うので、紹介するタイミングがちょっと季節外れになってしまいました……
リンク:
すごくシンプルで無駄がない
今回のサイトは、好きなポストカードを選んで、メッセージを書いて、Share ボタンから URL を取得する、というすごくシンプルなフローでコンテンツを体験できます。
良くも悪くもそれがすべてという感じの内容で、あまり複雑なことや極めて技術的におもしろいトピックがあるという感じではありません。
でもこのシンプルさも含めてサイトの性格だと思いますし、この潔さが逆にすごくいいです。

ご覧の通り、ポストカードにはさまざまなタイプの写真やイラストが使われており、これはこの企画に賛同してくれたアーティストの方々の作品になるんでしょうか。
カードの柄を見ても、やっぱりこれクリスマスシーズンとかに紹介すべきコンテンツだったんですよね……見つけるのが遅くなってしまいました。
このカードがたくさん並んだビューは WebGL で各カードが描画されているようで、画面上を掴んでスワイプするように動かすと大きく像が歪む演出を見ることができます。

将来的にはこういうのは CSS でできるようになったりするんでしょうか。まるで CSS で影をつけたかのような、すごくシンプルな影の表現が施されていますね。
実際に、CG 的に言うところのドロップシャドウをレンダリングしているのではなくて、そういう模様のスプライトをカードの後ろに置いている…… みたいな感じなんじゃないかなと思います。
カードにメッセージを書き込んで URL をシェアするだけのシンプルな仕組みですが、やっぱりこういう感じでメッセージを受け取ったらチャットツールや E メールとは全然違った質感が伴うなと思いました。

すごく個人的な感想になっちゃいますが、こういう取り組み自体がまず素朴ですごくいいなって思います。
電子データとしてテキストを送る、やっていることは確かにそうなんですけど、自分が自由に選んだポストカードを使って何気ないメッセージを送るという体験そのものが、原始的な感情になにかを訴えかけてくるように感じました。
WebGL 実装としてはかなりシンプルで、フォトリアルというのでもなく程よくデジタルコンテンツ感も残っており、技術的にどうこう言うような類のウェブサイトではないのかなと思います。
気になる方はチェックしてみてください。