
独自の世界観をギュッと凝縮したような WebGL 実装がおもしろい Sirena のウェブサイト
スポーツ関連コンテンツを制作
今回ご紹介するのは Sirena というクリエイティブスタジオのウェブサイトです。
WebGL を用いて 3D 空間を構築しつつ、そのなかにコンテンツを埋め込んだような体裁のウェブサイトとなっています。
たぶん、スポーツに関連するコンテンツを主に手掛けているスタジオなんですかね。独特な世界観がちょっと癖になります。
リンク:
Sirena – Creative Studio for the Sports Industry
ストリートファッション的なイメージ
今回のサイトのような雰囲気って、どういう言葉で表すのが適切なんでしょうか。
ストリートっぽいファッションというか、なにか裏路地などを想像させる雰囲気とでも言ったらいいでしょうか。
けして暗い感じではなくて、ちょっとサイバーパンクっぽい感じもありつつポップなアイテムが多く配置された 3D 空間が今回のサイトの舞台です。

スクリーンショットではちょっとわかりにくいかもしれませんが、カーソルを動かしてやるとその部分に波紋のような模様が描かれるようになっています。
いわゆる流体的なものではなく、波動方程式を用いて作るタイプの演出ですね。
3D 空間に配置された特定のオブジェクトをクリックするか、あるいは画面の下に並んでいるボタンをクリックすることで、個別のコンテンツにフォーカスすることができます。

Projects のボタンをクリックした場合は別の画面がフェードして表示されますが、それ以外のコンテンツはもともと見ていた 3D 空間上でカメラが移動することによって、特定の場面に注目させるような作りです。
Teams の項目が壁に描かれた落書きのような場面に注目するものであったりして、ちょっと変わっていてなんともユニークです。
バスケットボールをスローイングするミニゲームがあったりして、遊び心を表現することに手間が掛けられている気がします。

いきなりすごく個人的な話をしてしまいますけれども、おそらく今回のサイトのスタジオってロシアの制作会社さんだと思うんですよね。
世界中で紛争や諍いがあって、その当事者(またはそれに近い立場)のひとたちに、どこか触れないようにしてしまう心理が自分のなかに働いているように感じます。
そういう自分自身の心のバイアスとどう向き合ったらいいのか難しいなと思うんですが、今回のサイトだけをフラットな視点で見てみれば、普通に興味深い WebGL 事例の1つということに尽きると思って記事にしました。
技術的にものすごく尖ったことをしているという感じではないのかなと思いますが、なんと言っても雰囲気が個性的でおもしろいと思います。
気になる方はチェックしてみてください。