ストロングポイントがこれまでになかった切り口かつ見事にそれを体現した Shader Development Studio

doxas : 2026-04-01 11:52:51

こういうの久しぶりすぎて興奮した

今回ご紹介するのは Shader Development Studio というなんとも直球な名前で運営されているスタジオのウェブサイトです。

ウェブサイト上はそのスタジオ名にふさわしい、フル WebGL のバキバキに仕上がったグラフィックスとなっており、本当におもしろいですね。

WebGL 実装に全振りしたこういったサイトは最近ではほとんど見かけなくなりましたが、なにかこう、渇きが癒やされたような気持ちです……

リンク:

Shader Development Studio

スクロールだけでスイスイ見れます

今回のサイト、どこか Demoscene 的なマインドを感じます。

Demoscene がなにかを説明すると長くなってしまうのでここでは割愛しますが、非常にギークで尖ったセンス、高い技術力を感じさせるウェブサイトになっています。

最初のローディング画面から、古いブラウン管ディスプレイを思い起こさせるビジュアルですごく凝っています。

サイト内は基本的に全部 CG なので、いわゆる普通のウェブサイトのような DOM を用いて構築されている部分は少ないです。

画面上に現れるほとんどのものが CG だからこその演出も多くあり、また絵の方向性もなんか Demoscene っぽい感じでこういうの好きなひとはサイトを見ながら思わず変な笑いがでてしまうのではないでしょうか。

事例を紹介しているシーンもありますが、スクロール操作でずんずん進んでいくこともできるようになっていて、いろんな楽しい仕掛けがいっぱいあります。

シュレッダーでウェブサイトが細切れに!? みたいなのは WebGL でほぼすべての要素を描画しているからこそできる表現だと思います。

Demoscene っぽさという特徴以外にも、日本で言えば昭和のころみたいな雰囲気が随所に見られ、登場するオブジェクトもそういった時代を感じがさせるものが多いです。

それぞれのグラフィックスが丁寧に作られており、彼らがどのような技術を持っているのかよくわかりますね。

WebGL や CG の予備知識がないと、このすごさはあんまりわからないかもしれないですけど……

WebGL が登場したばかりのころは、それまでは不可能だった派手な演出が実現可能となった一方、特にモバイル端末では負荷が高くなったり不安定になったりすることもあって WebGL を用いるかどうかは慎重に考える必要がありました。

やがてハードウェア性能がどんどん上がっていくにつれ、WebGL は徐々に当たり前のウェブ技術になっていったと思いますが、いまだに「ウェブサイトに WebGL を用いた派手な演出なんて不要」という意見も見聞きすることがあります。

その言わんとすることは、わたしもわかるつもりです。

でも今回のようなサイトを見ると、やっぱり WebGL のような技術があったことでウェブは本当に豊かになったと感じます。

非常に完成度の高い WebGL 事例だと思います。

ぜひチェックしてみてください。

リンク:

Shader Development Studio

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