
高品質な CG を用いて高級腕時計の質感や世界観を表現した Audemars Piguet のスペシャルサイト
ナレーションで語られるストーリー
今回ご紹介するのは Audemars Piguet のスペシャルサイトです。
こちらのメーカー、スイスの高級腕時計メーカーのようなのですがちょっと調べてみると数百~数千、下手をすると億に届くような価格帯みたいで驚きました……
今回のサイトは RD というシリーズの腕時計について、ナレーションも交えながら紹介されています。
リンク:
CG もかなり気合いが入っている
今回のサイトでは、なにかこう、博物館や美術館のような空間が WebGL によって 3D で表現されています。
その空間のなかにはスクリーンがあり、二人の人物が会話をしている様子がナレーションとして再生されるようになっています。
そのナレーションの進行とリンクする形で自動的にカメラワークが行われ、まるで物語を見ているかのような体験としてインターフェースがデザインされています。

非常に質感のいい空間に仕上がっており、フォトリアルかと言われるとちょっと違う気もしますが、すごく美しい映像になっていますね。
途中、テーブルのような部分に腕時計が置かれているシーンも複数あり、クリックすることでさらに詳細を見ることもできます。
それらのシーンもしっかりと WebGL を活用した作りとなっており、すべてが CG というわけではなく写真や動画も交えつつなかんじで丁寧に詳細が語られていきます。

シーン遷移と音声(ナレーション)の制御がすごく自然な感じで地味にすごいですね。
これだけフレキシブルにシーンが変化するのに、全体として整合性を損なわないように上手に組み立てられていてすごいです。
シーンをスワイプするように動かしたりすると、画面全体がレンズで歪んだようになる演出なんかもあって、現実感と非現実感が同時に表現されている不思議な事例だなと思いました。

数千万とかする腕時計って本当にわたしのような人間にはそれがどういうものなのか想像できないのですが、あくまでもそういう製品を購入できる層に向けてのウェブサイトなのだと考えると……
わたしは今回のサイトの良さや訴求したい本質の部分をきちんと理解できているか怪しい気もします。
CG としての完成度は非常に高くて、WebGL の事例としてはかなり丁寧に作り込まれています。
インターフェースのデザインも有機的な部分と無機的な部分が混ざり合っていてかっこいいですね。
ぜひチェックしてみてください。