
布がめくれて別の風景が見えるような個性的な演出が素晴らしい Joondalup Festival のウェブサイト
残念ながらフェスティバルは終わっています……
今回ご紹介するのは Joondalup Festival というイベントのスペシャルサイトです。
ちょっと気になって調べてみたのですが、Joondalup というのはどうやらオーストラリアに実在する地名のようで、原住民のアボリジニの文化や、そこにルーツを持つ人々も多く関わるフェスティバルのようです。
残念ながら会期はすでに終わってしまっているようなので、このサイトもいつまで見られるかわからないのですが、ご紹介しようと思います。
リンク:
Joondalup Festival 2026 · Unlock Worlds of Wonder
布がスルッとめくられる
今回のサイトの WebGL 実装は、非常にユニークな演出がなされています。
長いこと WebGL のさまざまな実装を見てきましたが、こういうパターンはかなり珍しいなと思いました。
トップページの部分から WebGL 実装なのですが、少なくともこのファーストビューの様子自体は、まだそれほど珍しい感じではないですね。

珍しい感じではない、とは書きましたがこのファーストビューだってけして品質が低いとかありふれている見せ方だという悪い意味で言っているのではありません。
水面の反射、ガラスや透明なプラスチックを思わせるオブジェクトの質感も美しいですし、すごくインパクトのある作り込まれたビジュアルだと思います。
ただ驚くのは、このファーストビューから少しスクロール操作を行ったときに起こる演出のほうです。

これすごくおもしろいんですが静止画で伝わりますかね?
画面全体がゆるい曲線を描いて、まるで布がたくしあげられるかのようにシーンが転換していきます。
たぶん、実際にはサーフェイスが布のひだのように波打っているわけではないのですが、水面のシーンが歪んで描かれるので、結果的に布をたくしあげたときのような質感にも見える外観になっています。
これシンプルなアイデアですがあまり見かけない感じの演出で個人的にはすごくおもしろいなと感じました。

水上のシーンと水中のシーン、2つの WebGL によって実装された場面こそあるものの、フェスティバルの特設サイトということもあってそんなに WebGL 実装がそこらじゅうに配置されているという感じでもないですね。
ここではスクリーンショットを掲載していませんが、普通にフェスティバルの詳細を説明するセクションなどもあり、このイベントに興味のある方に対する上手な導線になっています。
キービジュアル部分は時間帯を変更してナイトモードにすることもでき、結構凝った WebGL 実装だなと思いました。
なによりめくれあがっていく動きが本当にインパクト強くておもしろいです。
ぜひチェックしてみてください。