
WebGL などリアルタイム性の高い 3D 制作に特化したスタジオ Vertex3D のウェブサイト
ウェブカメラを使った顔認識機能もあるよ
今回ご紹介するのは Vertex3D という WebGL などのリアルタイム 3D 表現に特化したスタジオのウェブサイトです。
どうやら香港を拠点にしているスタジオみたいですね。いまどき WebGL を自分たちの事業の中心に置いているというのはなんとも珍しいと感じたのですが、香港ではそういった需要が多いんでしょうか。
さまざまな表現を盛り込んだ WebGL 実装が多彩なシーンを演出しています。
リンク:
Vertex3D — Immersive WebGL Experience Studio
擦りガラスのような質感もおもしろい
今回のサイトはページがロードされた直後から 3D のシーンです。
WebGL のようなリアルタイムグラフィックスをウェブ上で活用する、ということを事業にしているスタジオらしく、WebGL を中心にウェブサイトが構築されています。
カーソルを動かすと、その軌跡に応じて空間が引っ張られるような、独特なインタラクションが発生しますね。

スクリーンショットだとちょっとわかりにくいかもしれませんが、建築物がグイッと引っ張られるように歪んでいるのがわかるでしょうか。
3D シーンはフォトリアル系を志向したような雰囲気ですが、パーティクルが漂っていたりするのでそういう意味でもそこまでフォトリアルという感じではなく、CG 感がそれなりに強い仕上がりになっています。
どの程度狙ってそうしているのかわからないですが、なんか独特なセンスを感じますね……

スクロール操作に連動してシーンが変化していくのですが、建物の周辺をぐるっと周回したあとは、建物のなかに入っていくようにシーンが構成されています。
建物のなかに入ると、展示室のような感じの空間があってここでもリアルタイム CG で描かれます。
見せ方はワンパターンという感じはなく、我々はこういうこともできますよ、という一種のショーケースのような役割も果たしているのかもしれません。

建物の外周を見ているときや、建物の中に入ったあとなどにも見られるのですが、擦りガラスのような質感が結構おもしろいなと感じました。
これは勝手な想像ですが、そもそも 3D 系のコンテンツ制作を行っていたか、あるいはそういう知識のある人が内部にいらっしゃって、それらの知見を活かしてウェブで 3D 表現をということを謳っているのかもしれませんね。
これも個人の勝手な意見ですが、ウェブが出発点にあって WebGL を使っている人と、3DCG が出発点にあってウェブにきている人、同じ「ウェブで 3D」でありながら全然違う姿勢や考え方を持っているように感じます。
今回のサイトからは、3DCG からウェブ、という感じをなんとなくイメージしましたが実際どうなんだろう……
ぜひチェックしてみてください。