
静かに流れる時間とシンプルで安定感のあるレイアウトが見事にマッチした NorthGarden のウェブサイト
なんか落ち着きます
今回ご紹介するのは NorthGarden というスタジオのウェブサイトです。
いわゆるデジタル領域でウェブやアプリケーション開発を行っているデザインスタジオという感じなのかなと思います。
ウェブサイト上に表現されている空気感というか世界観みたいなものが、すごく落ち着いた心地よいトーンになっていてとてもかっこいいです。
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時間の流れを感じさせる WebGL 実装
今回のサイトでは、WebGL を用いた表現は主にキービジュアルとして使われています。
サイトを開いたあと、最初に表示されるシーンが 3D になっていて、草が風に揺れるような場面にうすく靄が掛かったような感じに描かれます。
ページが表示された直後はまるで夜が明けて朝がやってくるその瞬間のような、劇的なイメージで演出されています。

この雰囲気…… 静止画でも伝わるかどうか怪しいのですが、すごく静謐な感じがしていいですね。
フォグのような効果を上手に使っていますし、構図についても非常によく考えて構築されているように感じます。
空の色と地平線のあたりの色が絶妙に変化するようになっていて、時間が流れていく様子を見事に表現しているなと感じます。
特にスクロール操作などをしてもインタラクティブな反応はなくて、画面上部にあるメニューから他のページに移動しない限りは、ぼんやりと世界を眺めているような感じになります。

works のページなど、コンテンツとしてテキストや画像が表示されるセクションでは特に WebGL 的な演出はなさそうに見えますね。
このメリハリがしっかりと利かされているところが、キービジュアルの特異性をより顕著に見ているひとに与える気がします。
ただ、about のページのフッター部分など、一部ほんのわずかにキービジュアルの雰囲気を踏襲するブロックが置いてあったりして、本当にいろいろ考えて組み立てされているなというのを感じました。

わたしはデザインやレイアウトの知識は完全な素人なのですが、事例のページなどのレイアウトはすごくシンプルで、それが逆にしっかりとした安定感や一種の力強さみたいなものを想起させてくれるように感じました。
キービジュアルの雰囲気も、泰然自若としているというか……
なんかすごく、肩の力を抜いてどっしりゆったり構えているような、やっぱりどこか安定感を思わせるような印象に作られていて、これこそが彼らのアイデンティティや態度なんだろうなと勝手に納得しました。
すごく完成度の高い実装例だと思います。
ぜひチェックしてみてください。