
緊急事態にも迅速かつ的確に対応する専門性の高い人材派遣サービス Vectr のウェブサイト
クリーンなイメージ
今回ご紹介するのは、Vectr という企業のウェブサイトです。
どうやら停電が起こった際に素早く人員を派遣する、という非常に専門性の高い派遣事業を展開している企業みたいです。
AI を活用しつつ素早く状況に対応できる、といったことも書かれていますが、すごくクリーンなイメージのビジュアルが非常にかっこいいです。
リンク:
見れば見るほど芸が細かい
今回のサイト、3D 表現としてはそんなに派手さにステータスを振っている感じはありません。
パッと見た印象は、どこかあっさりした感じに見える人が多いのではないでしょうか。
ただ今回のサイトの 3D 表現は見れば見るほど非常に丁寧に作られていて、WebGL 実装を自分でやったことがある人であれば、驚くポイントがたくさんあるのではないでしょうか。

サイトのトップページから 3D のシーンが登場しますが、スクロール操作を行うとまるでストーリーが進んでいくかのように 3D シーンが連動します。
シーン内は青み掛かった明るいトーンですが、一部彩度の高い色が使われている部分があったり、カーソルを動かすことで床の部分にエフェクトが掛かるようになっていたり、視覚的な効果を十分に計算されて組み立てられています。
光の表現もすごくキレイです。

個人的にちょっと驚いたのが、影というか、床に映り込んでいる世界の表現です。
スクリーンショットではほとんど見えないと思うのですが、床に映り込んでいる世界のほうには縦方向にフォグが掛かったようになっていて、映り込みが絶妙に目立ちすぎないようになっているんですよね。
カメラワークも、それに対応するオブジェクトの配置もすごく洗練されていてとにかくよく見ればすごく高い完成度を誇っていることがわかってきます。

3D シーンをポンとそこに置きました、みたいな事例と、今回の事例のように 3D であるからこその質感を突き詰めているものとでは、パッと見たときの印象が全然違うと個人的には感じます。
デザインや、あるいはアートなどにも同じことが言えるかもしれませんが、それについての専門知識がない一般ユーザーであっても無意識のうちにその品質の違いに影響されるということはあるように思います。
うまく言語化はできなくても、やっぱり人は見たものの品質の違いを見抜いてしまうものだと思うんですよね。
そういう意味で、今回のサイトは一見するとシンプルですが非常に細かい部分までしっかりと作り込まれた事例であり、とても完成度が高いと感じました。
ぜひチェックしてみてください。