
色と音に関する研究を WebGL を用いてひとつの作品に仕上げた Still Night がおもしろい
解説記事を見ると理解も深まる
今回ご紹介するのは joshua garcia さんが公開している WebGL を用いた不思議な作品のウェブサイトです。
その背景について解説した記事も公開されていて、そちらを見てみるとこの作品についての理解も深まります。
こういった作品をどのように「鑑賞」するのかって人によっていろんなスタンスがあると思いますが、ウェブサイトというよりは、なにか美術館や博物館でインスタレーション作品を見るときのような気持ちで体験するのがよい気がします。
リンク:
joshua-garcia.com - Still Night
ゆっくり時間のあるときに
上でも記載したとおり、今回のサイトはササッと消費してしまうのはちょっともったいない気がします。
時間に余裕のあるときに、じっくり楽しんだほうがいろんなことを感じることができる気がします。
サイトを開いて、またぜひともヘッドホンやイヤホンをした状態で、落ち着いた気持ちで向き合ってみるのがよさそうです。

誰もが一度は見たことがある有名な絵画を用いて、今回の作品は構成されています。
最初は、ドットというか小さな粒がぎっしりと並んだ状態の、静止画のような感じで表現されています。
カーソルを動かすと若干インタラクティブに変化はありますが、そこまで劇的な感じではありません。より大きな変化が表れるのは、絵画の上の任意の場所をクリックしたときです。

静止画で見ても全然伝わらないと思うのですが、絵画のなかはいくつかの領域に分類されていて、クリックした箇所に応じてそのいずれかのセクションが動き始めます。
同時に、その動きに連動した音声というか音楽というか…… 微妙に音が鳴り始めます。
この音が何を表しているのか、また視覚的な変化との関連性はいったいどういう意味を持っているのか、といったことはご本人が公開されている記事のほうに詳しく記載されています。

わたしはあまりこういった分野に詳しくないですし、これがどういう作品なのかということをうまく説明できません。
ただやっぱり、サラッと流して見てしまうのはなんかもったいないような気がしますし、雑に消費してしまうとなにも感じ取ることができないように思いました。
WebGL の技術面ではあまり変化球的なことはしていないと思うのですが、ビジュアルがすごく美しくて作品の世界を見事に表現していると思います。
不思議な WebGL 事例ですね。
ぜひチェックしてみてください。