
余白を広めにとったデザインとゆったりとした流体表現が見事に溶け合う Cynx のウェブサイト
とってもおしゃれ
今回ご紹介するのは Cynx という屋号で活動されている Tim Koree さんのポートフォリオサイトです。
開発者であり、デザイナーであり、アーティストでもあるというクリエイターさんで非常に洗練されたポートフォリオサイトが印象的にもぴったりという感じがします。
すごく丁寧に作られていて、完成度が高いです。
リンク:
Cynx ー Multidisciplinary creative / developer
ほどよい粘度の流体表現
今回のサイトは写真素材が多く使われているのですが、基本的にすべてに対して均一にエフェクトが発生するようになっています。
この「均一に」というところがポイントで、全体に、それこそまるでインフラのように統一されたエフェクトが当てられていることで、すごくまとまりのある印象に仕上がっています。
いろいろなモーションやトランジションのエフェクトがあり、見ていて飽きません。

もっともわかりやすい演出の1つが流体表現だと思うのですが、とてもいい手触りに仕上げられていますね。
流体、と一口に言っても、そのスピード感や収束されるまでの時間などに無数のパラメータがあって、結構手触りって実装によってそれぞれ違うんですよね。
今回のサイトの場合はちょっとゆったりした感じの質感で、かといって歪む量はそれなりに大きく設定されているので、奇抜さや面白さはある程度ありながらも落ち着いた流体という感じになっています。

全体的に余白を広く取ったデザインになっていて、一見すると黒の塗り潰しに見えるところも微妙に模様があったりして、よく考えられています。
写真の使い方もすごくよくて、日本の写真も何枚かあるようなので親日家なのかもしれませんね。
どのような場面でも流体のエフェクトは掛かるようになっていますが、デザインのトーンが落ち着いているからか、流体を見て楽しむというよりもコンテンツとして楽しむという面が前面にきている感じがします。

余白の広い落ち着いたデザインといっても、いろんな仕掛けが細かく散りばめられていて本当に完成度が高いなと感じました。
流体エフェクトそのものは、数年前と比べると珍しいものではなくなってきましたが、今回のサイトだからこその質感・手触り感というものが間違いなくあり、そこに意図が感じられるのがすごくいいなと思いました。
こういうおしゃれなウェブサイトがデザインできたらいいのにな、とちょっとうらやましくなるようなポートフォリオサイトです。
ぜひチェックしてみてください。