
世界観を壊さない適度なエフェクトがウェブサイト全体の雰囲気を盛り上げる Thorgal のオフィシャルサイト
フランスの漫画作品?
今回ご紹介するのは Thorgal という作品を扱っているウェブサイトです。
どうやらコミックス(漫画)のタイトルみたいなのですが、フランス語圏ではかなり有名な作品なのでしょうか。少なくとも紹介されている巻数などもかなりたくさんあります。
今回のサイトには漫画を連想させるいろんな仕掛けがあり、ビジュアルもすごく凝っていてかっこいいです。
リンク:
Thorgal | Univers officiel de la saga culte
インタラクティブな漫画作品のよう
今回のサイトには、ペンで描かれたそれこそ漫画のようなビジュアルが多く使われています。
それらはたぶんですが漫画の本編から引用しているようなものもあるのでしょう。
ファンであれば、一見してどんな場面について語っているのかすぐわかるのかもしれません。

静止画では全然良さが伝わらないのですが、完全に 2D というわけではなく、3D 的に動いている部分も一部にはありますね。
また、視差効果があって立体的な奥行きがあることは感じやすくなっていますが、一方でハリボテのような、平面的なものがそこに置かれているということもよく観察すればわかるようになっています。
たぶんこれは漫画作品のウェブサイトということで、意図的に平面的なオブジェクトを置いて演出しているものなのでしょうね。

トップページではスクロール操作をすることでシーンが変化するのですが、その際のトランジションエフェクトなどもどこかファンタジーっぽい雰囲気で、すごくかっこいいですね。
この上のスクリーンショットがまさにその瞬間をキャプチャしたものなのですが、カメラの動きと連動しているのですごく没入感のある演出となっています。
仮想ページにも WebGL が用いられているシーンがあったりして、全体的にグラフィックスはすごくリッチに組み立てられていると思います。

漫画作品のウェブサイトなんだから、あえて平面的なオブジェクトを置こう! みたいな思い切りがいいですよね。
あまりキャラクターを前面に押し出すのではなく、世界観を重視した見せ方になっているのもとてもよく考えられていて上手だなと感じました。
水面が立体的に動いているのに、その中に平面的なものが普通に置かれているのはなにか普通の 3D とは異なる質感があっておもしろいなと感じました。
ぜひチェックしてみてください。