
ローポリゴンな雰囲気をあえて表現の1つとして随所に活用した Pixila のウェブサイト
けして解像度が低いわけではない
今回ご紹介するのは Pixila というスタジオのウェブサイトです。
こちらのスタジオは、おそらくですが Sébastien Lempens さんという方の屋号なのだと思います。いわゆるウェブの制作に特化したクリエイティブスタジオということみたいです。
今回のサイトでは、ローポリゴンな質感をあえて表現として使っている感じがあり、ビジュアルとして一本筋が通っている感じがします。
リンク:
Pixila - Studio web : Sites Internet, Applications web & Intégration IA
インタラクティブ性もしっかりしている
今回のサイトの表現は、3D はもちろんなのですが、一部イラストをつかっているところもあり、それぞれのシーンごとにテイストが統一されるように気が配られている感じがします。
トップページは、山脈と言うか山ですね。これをベースにしたシーンになっています。
カーソルを動かすと、一部がワイヤーフレームで表示されるような仕掛けが組み込まれています。

もともとワイヤーフレーム調なビジュアルなのですが、カーソルが動いた軌跡の部分はより細かなワイヤーフレームが見える感じになり、すごく奥行きのある表現になっています。
ここでいう奥行き、というのは 3D 的に Z 方向に深度があるという意味ではなく、表現としてよく考えられている深みのある見せ方、という意味で書いています。
空とかは普通にノイズを使って雲が表現されているので、そのコントラストもおもしろいですよね。

フォントの選び方、HTML の組み方にも、どこかこうローポリゴンな質感と親和性の高いものが選択されているような気がします。
なかには 3D で描かれていても平面的なイラストを使っている場面があったりもしますし、描画の負荷が高くなりすぎないように、要所要所で必要な措置が取られています。
スプライト(画像)なのにドロップシャドウが落ちるような表現があったりして、すごくこだわって作られていることがわかります。

今回のサイトを最初に見たときの印象は、特にトップページが顕著ですがバリバリの 3D コンテンツのサイトなのかなと感じました。
しかし実際に細かく見てみると、必ずしもリアルタイムの CG ではない場面も多くあって、いろいろなウェブの技術を組み合わせて適切に負荷なども考慮しながら作られていることがわかってきます。
それでいて、けしてビジュアルに妥協しているわけでもなく、世界観はしっかりと一貫したものがあり、納得度の高いウェブサイトになっていると思いました。
ぜひチェックしてみてください。
リンク:
Pixila - Studio web : Sites Internet, Applications web & Intégration IA