
これはパフォーマンスに対する配慮なのか意図的なのか? 不思議な魅力を持った Oobe-XR のウェブサイト
不思議な演出がたくさん
今回ご紹介するのは Oobe-XR という、文字通り XR 関係の事業を行っている企業のウェブサイトです。
最近は、いっときに比べると VR や XR という言葉を見聞きする機会は少なくなっているようにも感じますが、もちろん現在でもさまざまなシーンで XR / VR / AR といった技術は広く使われています。
今回のサイトでは、パフォーマンスのためなのか、それともあえてやっているのか、ちょっと判断に迷うような不思議な演出が実装されています。
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王道的な表現もあるにはある
今回のサイトの WebGL で実装されたさまざまな表現は、なんとも不思議な内容のものが多いです。
こういうふうに書くとどうしても批判的に聞こえてしまうかもしれないのですが、品質が低いとかそういうことではないんですよね…… ただ、なんというか、意図が見えにくいというか、狙ってやってるのかなこれはと思わず考えてしまうものが多い気がします。
トップページの冒頭では、アルファベット部分をマウスで弾いたりできるシーンが出てくるのですが、これも絶妙に不思議なレスポンスを返してきます。

基本的には物理演算をやっている感じに見える動きなんですが、カーソルをあまり素早く動かすと、判定がすり抜けてしまう場合があるようです。それでなんとなく、不思議な振る舞いに見える場合があるのかもしれません。
スクロールして別のセクションを見てみると、キューブ状のオブジェクトを上手に使った演出があったりもして、XR という 3D 表現を活用することが多い企業らしい演出がいくつかあります。
ちょっと静止画ではなにが起こってるのかわかりにくいかもしれないですが、動く様子はなかなか興味深い視覚効果があると思います。

また、About ページなどにはまた違った固有の演出が実装されています。
ここでは透明なオブジェクトの後ろに文字が回り込んだ際に、それが屈折して歪んで見えるようなシーンが用意されているのですが……
これがなんか意図的なのかパフォーマンス重視だからなのかわからないような演出になっていて、妙に文字の解像度が低いというか、歪んで見える(透けて見える)向こう側の文字がすごく低解像度なテクスチャになっている気がします。
うーん、あえてこういう質感を見せたい、ということはないとは思うのですがもしかしたら意図的な演出なのかも…… ちょっと判断つきませんでした。

当サイトでは、基本的に事例を紹介するときに悪いことはあまり書かないようにしていて、悪口や、あるいは貶めるようなことはできるだけしない、という方針で書いています。
ただ今回のサイトは絶妙に意図的なのかミスなのかわからないような見せ方がされていて、事例として紹介すべきかちょっと迷いました。もちろん、サイトを見ているわたしの個人的な実行環境のせい、という可能性もありますしね。
とは言え、なんか不思議な雰囲気なんですけど悪くはないというか、興味深い演出がたくさんあるんですよね。メタボールが出てくる場面とかあるんですが、いわゆるレイマーチングで表現したよくあるタイプのやつじゃなくて、頂点シェーダでジオメトリを作ってる系のやつじゃないかなという感じがしました。
気になる方はチェックしてみてください。