
ミニマルなデザインのなかにも確かな存在感を示す WebGL 表現がきもちよい Gionatan Nese さんのポートフォリオ
こんなデザインができたらと憧れる
今回ご紹介するのは Gionatan Nese さんというデザイナーさんのポートフォリオサイトです。
ウェブサイトのタイトルには Multi-Disciplinary Designer とあるのですが、これはいろいろな分野を横断的に組み合わせてデザインするようなスタイルのことを言うみたいです…… 初めて知りました。
今回のサイトは非常にミニマルな雰囲気で無駄を削ぎ落としている感じがするのですが、たしかに 2D も 3D も取り入れた多層的な奥行きを感じるウェブサイトになっています。
リンク:
Gionatan Nese — Multi-Disciplinary Designer
ちょっとしたことなんだけど思わず目を引く
今回のサイトでは、わかりやすく 3D 表現として盛り込まれている要素もありますが、かといって、3D に全振りしている感じの構成ではありません。
ところどころに平面的な表現における仕掛けがあったりもしますし、なによりすごくフレキシブルというか、特定の固定されたフィールドの上にはない独特の軽快さがあります。
いや説明としてうまく言葉で表現できているかわからないのですが、動きや構造、空間の広がりなどが複雑に折り重なっている感じがして、だからこそスタイリングとしてのミニマルな味付けがいいバランスになっているのだと思います。

うーん、本当にすごい……
こんなウェブサイトがデザインできたら、ステキですよね。すごく憧れます。
画面の上部に表示されるインターフェースをクリックすればコンテキストを切り替えることができ、そこでは写真にエフェクトが掛かっている様子を見ることができたり、シンプルなのに目を引く演出が盛り込まれていてほんとうにおもしろい。

本来なら、ときとして異なる領域と語られることもある 2D や 3D、はては工学や建築といったまったく違う分野の知識も組み合わせてデザインをするってすごいことですよね。
わたしはデザインの専門ではないですが、それらを組み合わせて考えることの難しさはなんとなくわかる気がして、今回のサイトからはその難易度の先が具現化されているように感じます。
でももしかしたら、わたしにとっては非常に難易度が高そうに感じるその並行思考が、Gionatan Nese さんにとってはごく自然なことなのかもしれません。

あまり語れることがないのですが、WebGL の技術として特種なことをしているというよりは、ウェブサイトに本当に必要なものだけが淡々と盛り込まれている、そんな感じに見えました。
すごく派手なわけでも、目新しいわけでもないのですが、すごく納得感のある WebGL の演出としてサイトに取り入れられており完成度が高く感じます。
同じ事を書いちゃいますが、本当に…… こういうデザインができたらいいなって何度も思ってしまいます。
ぜひチェックしてみてください。