
エベレストという壮大なテーマを WebGL で見事なドキュメンタリーに仕上げた Everest · The Ascent
一人で作ったというのが信じられない
今回ご紹介するのは、誰もが知る世界最高峰、エベレストをテーマにしたウェブサイトです。
こちらのサイト、どうやら Suraj Viregaonkar さんというデザイナーであり開発者でもある個人によって作られたものみたいなんですが、なんというかビジュアルも音も、また掲載されているデータのボリュームも、とにかく一人で作り上げたというのが信じられないできばえです。
非常に味わい深いウェブサイトで、時間を掛けてじっくり楽しむのが間違いなく正解だと思います。
リンク:
途方もない登山の道程を疑似体験できる
今回のサイト、エベレスト登山という1つのテーマを中心に置いて、それをビジュアル、サウンド、そして圧倒的なデータで補完した素晴らしい内容です。
ただ、わたし自身がエベレストに関する予備知識を持っているわけではないので、サイト内で提示されているものがどの程度正確なのかまではわかりません。
しかし本当に絵も音も内容も素晴らしくて、これが Honors という評価になってしまう某アワードサイト……もしかして魔境か? と首を傾げたくなるレベルです。(あくまでも個人の意見であり、アワードサイトを貶めたいわけではありません)

サイトの訪問者は、まず最初に広大な山脈の風景と幻想的な BGM に驚くのではないでしょうか。自然の雄大さみたいなものが、うまく表現されていると思います。
そこからスクロールしていくと、おもむろに空の雰囲気が変化して、朝・昼・夜と時間が変化していくことがわかると思います。
今回のサイトでは登頂までの一連の時間の流れを正確になぞっているようで、一番最初に登山隊が出発する地点から山頂まで、どのようなルートでどのくらいの日数が掛かるのか、また酸素濃度などの条件がどんなふうに遷移していくのかが細かく表示されます。

登山道を 3D で可視化するようなコンテンツは過去にも同様の事例を見たことがありますが、今回のサイトはビジュアルの雰囲気も、提示されている情報量も圧倒的に素晴らしいなと感じました。
また、スクロール操作で自由に閲覧することもできるし、ドキュメンタリー番組のように、自動航行モードでぼんやりストーリーを俯瞰して眺めることもできるんですよね。
ウェブサイトとしても破綻無く上手に組み立てられていて、完成度がすごく高いなと感じました。

ここではスクリーンショットを掲載していませんが、かつてエベレスト登頂に挑んだ人々の話なども最後のほうには出てきます。
繰り返しますが、わたしはあまりこの手の情報に明るくないので、どこまでが史実なのかとかはわかってないです。
ただ、内容はある程度正確なのではないかなとは感じました。それくらい、情報量が多いんですよね。
CG としても、サウンドを含めた体験全体としても、非常に良くできていると感じました。
ぜひチェックしてみてください。