
WebGL だけでなくいろいろな要素を組み合わせて演出を構成した PX PUSH のウェブサイト
ちょっと独特な空気
今回ご紹介するのは PX PUSH というチームのウェブサイトです。
サイト内には Design subscription service とあるのですが、デザインをサブスクリプションで提供する、ということなんでしょうか?
実際は、デザインスタジオに近い形態なのかなという感じがします。
ちょっと変わった雰囲気のウェブサイトで、これも彼らの個性なのかもしれません。
リンク:
PX PUSH — Design subscription service
オールドスクールっぽい雰囲気
今回のサイトの WebGL 実装は、なにか技術的にすごく優れている、とかそういう感じのタイプではありません。
わかりやすく WebGL が使われている場所も限定的ですし、それらもなんかすごい技術が使われている~ とかっていう感じではないです。
なにか貶めたい意図があるわけではなく、そこが見どころということではないという意味ですね。

サイトのトップが、この上のスクリーンショットなのですが、画面の四隅が少し暗くトーンダウンしていたり、細かい走査線のようなものが描かれていたり……
明らかに、ブラウン管モニターのようなちょっと古いスタイルを意識してデザインされている感じがします。
サイト内に登場するオブジェクトも、なんかこう少し古いものが多くて、たとえばフロッピーディスクなんて実物を見たことがないという人も現代では多いのではないでしょうか。
わたしは普通に見たことありますけども、たとえば20代の方々とかは見たことがないかもしれないですね。

ちなみに、スクリーンショットでは縮小されていてほとんど見えないのですが、画面全体に掛かっている走査線のような模様、あとはブラウン管テレビのような四隅の暗い部分、とかは WebGL じゃなくて別の素材のような感じがします。
こういういろんな技術を組み合わせてサイトの雰囲気を作るのって、全部を WebGL でやったほうが早いやろと思ってしまうわたしのような変態からするとすごく興味深く感じます。
いろんな工夫がされたデザインで、見ているだけでもおもしろいですね。

トップページの空の上の世界を描画しているようなシーン、なぜかカーソルを動かすと妙に重い感じがするんですがなんでだろう……
わたしの閲覧環境は Windows なのですが、たまにこういうサイトがあって、実装やデザインをしている人たちはたぶん Mac でしか見ていないんだろうなと想像したりしてしまいます。こういう OS やブラウザごとの差異の問題は本当に難しいですね。
WebGL の実装例としては、それほど特異なことをしているわけではないと思いますが、すごく個性的な世界観を上手に構築していると思います。
ぜひチェックしてみてください。