ハイエンドな演出をモリモリにしつつも派手さだけではない堅実さを感じる Emotion Agency のウェブサイト

doxas : 2026-09-28 12:04:58

AI だけではこうはならない

今回ご紹介するのは Emotion Agency というエンジニアリング・デザイン・エージェンシーのウェブサイトです。

非常にリッチな演出が多数盛り込まれていて、とにかく WebGL を活用していろんな視覚効果が実装されています。

そのリッチで手間の掛かりそうな演出はいかにも AI 時代のウェブサイトという感じはするものの、かといって、AI に丸投げしただけでは絶対にこうはならない(少なくともいまはまだ)と感じる高い完成度に仕上がっています。

リンク:

Emotion Agency — Interfaces People Remember

こういう水準が当たり前になる時代

今回のサイトの演出は、数年前だったら確実にやりすぎ案件(褒め言葉)だったと思います。

それくらい、演出がたくさん仕込まれていてそれぞれの完成度も高いですね。

流体的な表現、パーティクルシステム、ポストエフェクトや効果音の使い方など、どれも高いレベルで揃えられているように感じます。

ポストエフェクトで流体表現を重ねるだけでなく、そのカーソルの軌跡はパーティクルにも干渉するようになっており、インタラクティブ性の高い 3D 表現となっています。

スクロールすると、各種テキストもディストーションしながらフェードインしてきたりしますし、本当にリッチな演出が次々に現れます。

事例紹介のセクションなどでなんらかのサムネイル画像などが出てくる場面でも、RGB ディストーションを上手に活用した演出がされていたり、本当に演出がたくさん実装されていてすごいですね。

用意されている 3D シーンも多彩で、それぞれ1つ1つがものすごく微細に作り込まれているという感じではなくて、どちらかというとサクサク閲覧ができる適切な容量にうまく落とし込まれている感じがします。

そこに上手に演出を組み合わせることで、リッチさも担保しつつけして操作性は損なわせない、そういう意図が感じられます。

雑に AI に指示してなんでも作れる時代ですが、こういうバランス感覚はおそらくこの時代に生きている人間だからこその感覚によって調整されているのかなと感じました。

今後は、今回のサイトのような水準が当たり前になるのかもしれません。

ちょっと作ってみた、みたいな個人の実験的なアウトプットはもちろん今後いろいろ出てくるんだろうと思いますが、こうして1つ意味のある姿にブラッシュアップされ意図を持って構築されたウェブサイトは、やっぱり一部の優れた技量と知識、センスを兼ね備えた人たちが牽引していくのかもしれませんね。

演出がリッチなことには、もうあまり意味はありません。それがどんどん当然のことになっていきます。

これからのウェブがどんなふうになっていくのか、個人的にはそんなことを考えさせられる事例でした。

ぜひチェックしてみてください。

リンク:

Emotion Agency — Interfaces People Remember

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