見た目は極めてシンプルだけど……その分サクサク動作が心地よい three.js 製の FPS ゲーム
ただし時間帯によるかもしれんが人はいない……
今回ご紹介するのは、WebGL(three.js)で実装されたファースト・パーソン・シューティング、いわゆる FPS のオンラインゲーム実装です。
サイトのタイトルには FPS.io とあるのですが、正式なサービスとしてどこかの組織が運用しているものというよりは、なんだろう…… 個人制作のゲームなのかな……
Discord に FPS Project という名前で 100 名弱のグループが存在するみたいなので、有志で集まって実装している感じなのかも。
ちょうど私がアクセスしたときには誰もユーザーがいなかったのですが、自分でウィンドウ2つ開いてやってみたら、大きなラグもなく、サクサク動作していました。
リンク:
設定もいろいろ変更できる
今回のゲーム実装では、FPS 系のゲームをプレイしたことがある人ならほとんど何も考えずにスタートしても操作で迷うことはあまりないんじゃないでしょうか。
私は残念ながらもともと FPS をやらないというか、やった経験がほとんどないので、これがスタンダードなキーアサイン(操作感)なのか判断がつかないのですが、それでもあまり迷うことなく操作できました。
マウスカーソルがそのまま照準になっており、マウスの左ボタンで持っている武器を使う、右ボタンまたはスペースキーでジャンプ、移動は WASD 等のキーでできます。
初期状態では、これマシンガンかな?
連射の利く細身の銃を持った状態でスタートします。
フィールド内にはいろんな武器が落ちていて、それに触れると自動的に武器を拾ってくれるので、あとはマウスホイールなどで武器の持ち替えができます。
それぞれの武器ごとに効果や外見が結構違っていて、WebGL 実装者目線ではそれぞれの演出の違いを見るのが結構面白いですね。
全体的に、それほどエフェクト色は強くなくて、どちらかというとクラシカルな演出が多い気がします。
この上の画像は、火炎放射器を手に入れたあとに空に向かって火をばらまいている様子ですが、発射した火の玉が床にぶつかると、そこに炎のスプライトが設置されて燃え続けるなど、武器ごとの効果の違いが結構しっかり作られています。
ただ、冒頭にも書いたのですが、私がサイトを見ていた時間はユーザーがいなかったので、対人戦はできていませんし、おそらく武器ごとに威力の違いとかも設定されていると思うのですがそこまでは調べてないです……
魔法のステッキのような武器からはリボン状の光線というかレーザーみたいなものが出てきたりして、いろいろ工夫して作られているなと感じました。
こういうの、作るの楽しそうだけど大変だろうな……
床に炎をばら撒いて身を投じたら、しっかり死因を判定してくれました(笑)
設定できる項目も結構細かく用意されていますし、サクサクと動作するのは見ていて単純に気持ちが良いですね。
ただ、見た目(外見)は今どきのゲームと比較してはいけない感じの完成度なので、今後どんな感じで進化していくのかちょっと楽しみな感じもしました。
three.js を利用してガリガリ実装されているっぽいので、陰ながら応援したい気持ちになりました。
興味のある方はぜひチェックしてみてください。