あのプレイステーションの名作ゲームを WebGL で再現した WipEout (PSX) – Model Viewer
懐かしの名作
今回ご紹介するのは、Sony の PS でいくつかのタイトルが発売されているシリーズ作品、WipEout(ワイプアウト)をモチーフにした WebGL デモンストレーションです。
世代によると思いますが、次々とシリーズ化されたタイトルが発売されてきたゲームなので、なにかしらの形でプレイしたことがある人が、結構いるのではないでしょうか。
原作ゲームの疾走感が非常にうまく再現されたデモになっています。
本物のデータを使う
プレイステーション用のソフトウェアに、どのような形式のデータが使われているのか予備知識がまったくないので何とも言えないのですが、どうやら今回のデモは、本物の原作ゲームのデータをプレビューしているみたいですね。
自分が実際にゲームでプレイしたかもしれないコースが、WebGL による三次元表現で蘇るというわけです。
初代プレイステーションを彷彿とさせる、なんとも味のあるローポリゴンな 3D ビューがイイ感じです。
モデルデータ、そしてテクスチャのデータ、これらを ROM から吸い出したんでしょうか。データを解析して、WebGL でそれを描画しているようです。
画面の上のほうには、ステータスバーのようにメニューが並べられています。
BGM を再生させたり、シーンを切り替えたり、あるいはカメラのビューをマウスで自由に好きな角度から見られるモードに切り替えたりといったことが可能です。
実装としては three.js を全面的に利用しているようで、コースの起伏に追従するようなカメラワークも、three.js の機能を利用して実装したと作者のブログ記事には書かれています。
ブログのコメント欄にはなかなか熱いコメントが集まっています。
※作者ブログから引用
実装に至った経緯や、いかにワイプアウトが好きなのかといったことが書かれたブログも要チェックです。
過去に原作をプレイした経験のある方もそうでない方も、ぜひ蘇ったワイプアウトの WebGL プレビューを楽しんでください。