様々な人達のもとをインタビュー形式で巡るアバター求人ページが面白い! Ueno Interview
ハイクオリティなビジュアルが素晴らしい
今回ご紹介するのは、アバター風のキャラクターたちが愛らしい、非常にユニークな Ueno の求人ページです。
体裁としては、彼らの組織に所属するスタッフたちにインタビューして回っていき、その組織についていろいろなことを知っていくというもの。最終的に、それらのインタビューで語られる内容から興味を持ってもらい、求人ページへとつなげていく構成になっています。
非常に高品質なアバターが多数登場し、空気感も明るく楽しげでとてもいいですね。
ひとりひとり個性のあるインタビューにも注目
今回のサイトは英語ですが、比較的短めの英文なので、恐らくある程度の英語力があれば会話の意味を読み取るのは難しくないと思います。
非常に言葉少なくというか……
ちょっと変わった喋り方をするスタッフのアバターなどもいて、姿かたちだけでなく会話にも工夫が凝らされていることがわかります。
最初のイントロページから進むと、彼らのオフィスを模したような、面白い構造の建物と何人かのスタッフの姿が現れます。ページを閲覧しているユーザーは「ホットドッグ」の姿となって、彼らにインタビューして回ります。
上の画像ではちょっと見切れてしまっていますが、画面の下の方に、ユーザー自身の分身となるホットドッグ氏が映っていますね。
ホットドッグとなったユーザーは、シーン内にいる何人かのスタッフからインタビューするという形で話を聞くことができます。
WebGL のシーンとして非常に丁寧に描かれていることに加え、効果音や音声もふんだんに使われていてリッチな印象に仕上がっています。
もちろん、シンプルなものに限られますがキャラクターはアニメーションというか、跳ねたりくるっと回ったりといったアクションもしてくれますので、非常に楽しく見ることができますね。
インタビュー中は、スタッフとホットドッグ氏にフォーカスされるような感じでカメラのアングルが変わります。
また、インタビューの受け答えでは、必ずしも返答が一択ではなく、複数の選択肢から選ぶようなパターンの場合もあります。
まったく仕事には関係の無い日常会話のようなものが多いようにも見えるのですが、中にはどのような業務や知識に興味があるのかといったような受け答えになることもあり、インタビューを通して Ueno という組織について様々な視点からユーザーが(自分にマッチする組織かどうか)検証できるようになっていますね。
アバターはそれぞれに個性があり、恐らく実在するスタッフさんがモデルになっているのでしょうね。
デモを最後まで進めると、一番最後にキャリアのページへのリンクが出てきます。
そこから彼らのホームページに行くと社内の様子を撮影した写真などが多く掲載されているのを見ることができるのですが、かなりアットホームな雰囲気と、自由でユニークな組織であることがうかがえる内容になっていました。
オフィスらしくないオフィスというか……
日本で言えば、いわゆるオシャレな制作会社のオフィスといった感じです。
WebGL の技術的な目線では、恐らくモデルデータが非常にしっかりしていることが一番見た目の印象に大きく寄与していると思います。ポストエフェクトなども使っていますが、飛び抜けて高い技術を駆使しているという感じではありませんね。
それでも、音や動き、サイト全体の丸い印象などが全て統一された空気感になっており、全体として素晴らしい雰囲気に仕上がっていると思いました。
非常に面白いサイトだと思いますので、ぜひチェックしてみてください。