今の若い人は知らないのか!? 高い完成度を誇るあの人気ドラマ X ファイルの特設サイト

doxas : 2016-01-13 14:14:47

ミステリアスな雰囲気が見事

今回ご紹介するのは、一世を風靡したアメリカの人気ドラマシリーズ、X ファイルの特設サイトです。

ちょっと気になったので調べてみたところ、今年、ミニドラマの新シリーズが放映されるみたいですね。それにちなんだサイトのようです。

本国アメリカでは 1993 年ころから、日本では遅れること一年、1994 年ころからブームになったようです。私は小学生だったかな……結構人気があったような記憶がかすかにあります。

SNS と連携し今風のサイトに

作品自体は結構古いドラマシリーズなので、検索して調べてみたりするとどうしても古臭い画像や映像が多く出てくるかもしれませんね。

しかし、今回のサイトはきちんと今風の作りになっており、SNS との連携を主軸に置いたサイトとなっています。

ゲームやドラマ、映画などのサイトではこういった SNS と組み合わせてプロモーションするパターンが最近すごく多いですね。

サイトでは最初、まず動画が流れるようになっています。動画といっても 1 分程度のもので、字幕等はないですがなんとなくなにを言わんとしているかは雰囲気でわかるような、シンプルな内容ですね。

そして、画面の左側にあるナビゲーションメニューの「02」と書かれているリンクをクリックすると、デモがスタートします。

デモでは、X ファイルを象徴するアルファベットである「X」の文字をかたどったラベルのようなものが出てきます。これらのひとつひとつが SNS への何かしらの投稿と紐付いており、カーソルを添えることで怪しく動きます。

ラベルというよりも、太めのマジックで横に線を引いたような、インクのような感じの見栄えになっていますね。

上の画像を見ると、どうやったらこんなふうにキャプチャ失敗すんねん! と思わず言いたくなるかもしれません。しかしこれは、グリッチノイズ風の演出のひとつを、ぴったりタイミングを合わせて激写したものです(偶然

X ファイルは未知の生命体やエイリアンといった、いわゆるミステリー系の題材を広く扱う作品ですから、今回のノイズのような演出はまさにぴったり。

藁半紙のようなざらついたテクスチャの質感なども、とても雰囲気にマッチしていますね。

サイトからは、ソーシャル連携のひとつの機能として画像を投稿できるような仕組みもあります。ハッシュタグなどを頼りに情報を収集しているのだと思いますが、リアルタイムに情報が加わり、刻一刻とコンテンツが変化していくというのは、まさにウェブならでは。

WebGL のよいところをしっかり使いつつ、見事に実装されたサイトだと思います。

ちょっとテーマは古いものかもしれませんし、若い人たちはこの作品自体を知らないかもしれませんが、現代の新しい X ファイルを、ぜひチェックしてみてください。

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